老後に必要なお金は60歳で定年した場合、約3000万円必要とされています。
今、20代の方は30年~40年後に3000万円が必要と聞いてもあまりピンときません。
それは余りにも遠い将来だからです。
人間は心理学的に言っても、遠い将来の目標を達成する事は難しいです。
長い将来の為に資産運用をするには、遠い目標を近い複数の目標に分けて、達成し続けることが大切です。
何事にも目標が必要!
何かを始めるにおいて、大切なのは目標設定です!
目標=続ける理由です。
その理由を明確にすることは大切ですが、遠い将来の目標を設定すると途中で飽きてしまうことが多々あります。
それは、目標があまりにも遠く、大きすぎると自分自身がどこまで進んでいるのかわからなくなるのが原因です。
将来の為に3000万円の資産を作るといってもピンとこないのはその為でしょう。
遠い目標は細切れにして、近い目標を作る!
30年後に3000万円貯めるという目標をもっと細切れにしてみましょう。
30年後に3000万円と言うことは、年間に必要なのは100万円。
ということは毎月に8万円~9万円の貯金があれば、十分でしょう。
ここでは
遠い目標=30年後に3000万円貯める
近い目標=毎月8万円~9万円貯める
という近い目標になりました。
毎月この目標を達成すれば、30年後には確実に目標を達成する事ができるのです。
近い目標が達成できるかを考える
毎月に8万円~9万円の貯金をすることが可能でしょうか?
可能であれば、問題ありません。
そのまま続けましょう(笑)
しかし、もし達成不可能な目標の場合、どうしたら達成できるかを考える必要があります。
近い目標を達成する為にはどうすればよいのか
近い目標を達成できない場合、どうすれば良いのか、具体的なアクションプランを考えます。
例えばもし、8万円~9万円の貯金が達成できないのであれば、どうすればよいのでしょうか?
①最初の10年は毎月5万円にし、20年は10万円に
②資産運用をし、元本を増やして達成
などなど、達成する為の具体的なアクションプランを構築することができます。
近い目標に落とし込むと自分が何をすべきかが見えてくる
近い目標を設定すると、なにができるでしょうか?
- 目前の目標を達成する達成感を得ることができる
- 達成不可の場合の手段を構築できることができる
- 途中経過を判断できる
などなど、メリットがいっぱいです。
特に大切なのは、達成不可の場合の代替手段を考える事ができることです。
何も考えずに始めると、終了直前になって不可能な状況となり、目標は未達となってしまいます。
しかし、近い目標を設定しておけば、その目標が達成の可か否かの判断をすることができます。
途中で方向転換などもしやすいのが大きなメリットです。
近い目標を達成して遠い目標を達成する
資産運用に限らず、皆様は目標を持っていると思います。
遠い目標だけでは途中でとん挫する事が予め見えてしまいます。
近い目標にブレイクダウンする事で、近い目標を作り、その目標を達成していくことが大切なので。
ではでは~