日本の経済成長を邪魔しているものはなんでしょうか?
それは、過去の栄光、つまり高度経済成長やバブルと言った日本を先進国の一員となった成長体験ではないかと思います。
一方、今後の日本の成長を考えると必要なことも成長体験ではないかと感じています。
過去の栄光にしがみつく日本
今の日本の日本の成長を邪魔しているのものは何かと考えました。
それは、過去に成長した経験だと思います。
特に、バブル景気やその前の高度経済成長を経験している世代は、過去の栄光にしがみついています。
この20年以上成長をしていません。
とは言え、その前には大きな成長をした時期がありました。
過去の経験から、日本は先進国の一員であり、今は一時のスランプと思っている方も多いと思います。
その世代の多くは現在では企業のトップに立つ方が増えており、ラディカルな方向転換ができていません。
世界のパラダイムが変わる中、日本だけが置いてけぼりにされている要因ではないでしょうか?
日本の成長の為にも成長経験が必要!
一方、若い世代には成長体験が必要なのではと感じます。
私も含め、30歳代以下の若い方は日本が成長した時期を体験していない、もしくは幼いころで記憶がない方が大半でしょう。
つまり、若い世代は日本が成長した経験をしたことがないと言えます。
この世代が消費などに消極的な理由はこの成長体験がないことではと思います。
その為、比較的保守的な傾向にあります。
例えば草食系男子などと言われるのは、価値観の移り変わりの影響も多少あるとは思いますが、成長体験のなさも影響があるのではと思います。
この世代は比較的、あきらめがあり厭世的な世代です。
経済成長と言う、これから良くなるイメージがあまりつかない世代ですので、成長体験があれば積極的な世代になるのではと思います。
価値観を変えることが日本の成長には必要
日本の成長に必要なことは価値観の転換ではと思います。
企業のトップにあたる50代やそれ以上の世代には、今の日本経済を成長させる新しい道筋を作る価値観の転換が必要です。
また、40代以下のこれからの世代の方々は、日本は今後も良くなるという原動力の為に、消極的な考え方からの転換が必要です。
個人的な意見ですが、私たちの世代が会社のトップなどになる世代になったとき、果たして成長軌道に乗せることができる原動力が強いとは思っていません。
成長経験がある世代が私たちの世代に、パワフルな成長の道筋やヒントをもらえればなぁと思います。
そして、私たちも次の世代に成長という体験をつなげていくことが必要なのではと思います。