日経ビジネスで「資産運用、業者だけを儲けさせないためのプロの知恵」という特集がありました。
最近NISAや日本郵便の上場などで、金融機関は個人投資家向けのCMが多いです。
金融機関にとって、個人投資家を増やすことは利益を出すためには非常に重要です。
さて、金融機関にだまされない為にはどのような知恵が必要なのでしょうか?
手数料は長期間になると影響は大!
金融機関の利益は手数料です。
つまり、手数料が高い=金融機関が儲かる金融商品となります。
たかが手数料と馬鹿にしてはいけません。
もし、年に2%の投資信託を10年運用すれば、手数料だけで20%近く損をしてしまいます。
もし、半分の0.5%になれば、10年で5%。
手数料だけで15%もの差が出てしまいます。
手数料以上の利益がないと資産は増えない!
手数料は損をしても得をしても、私たちの資産からとられてしまいます。
つまり、手数料以上の利益がなければ、私たちは投資をしても損をしてしまうだけです。
もし、利益が3%で手数料が2%ならば利益はたったの1%です。
しかし、もし手数料が0.5%ならば同じ3%の利益でも2.5%の利益を手に入れることができます。
投資をする上で、極力安い手数料の商品を狙うのはその為です。
逆に金融機関目線で言えば、手数料の高い商品を長期的に保有して貰えば、安定した収入を得られる為、金融機関は高い手数料の商品をお勧めしてくる可能性が高いでしょう♪
手数料を得るために、複雑にさせている!
金融機関は手数料を高める為に何をしているのでしょうか?
それは金融商品を複雑化させることです。
例えば、レアル建の高金利の新興国企業の債券へ投資をし、高収益を目指します。
などなどの一般の方から見れば、良くわからなそうだがすごそうな商品があります。
複雑にすればするほど、投資家はなんとなくすごいので、手数料を気にしなくなっていきます。
また、毎月分配などの手数料へ目を向けさせない為のエサをぶら下げて、投資初心者へ向け金融商品を売ろうとする金融機関が増えています。
手数料はただの損!しっかりと目を向ける!
金融機関は見方であるのか敵であるのか?
個人的な意見ですが、金融機関も商売です。
私たちからいかに利益を出せるかを、第一に考えているように思います。
手数料は資産運用をする上で、間違いなく敵です!
手数料は必ず気にする!
これだけでも、金融機関にとっては嫌なはずです。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドやレオスのひふみ投信のように、投資家第一に考えている投資信託もあります。
是非とも、金融機関の言うことだけを信じずに、自分で調べ、納得できるものに投資を行いましょう♪
ではでは~