今週、金融市場で一番のニュースはイギリスのEUからの離脱です。
離脱する可能性は大きくはないという事前の見込みでしたが、国民投票のふたを開けてみると、EU離脱派の方が優勢となる結果となりました。
この状況に世界の市場は混乱となり、大幅に動く結果となりました。
それでは相場の動きを見てみましょう!
各国の株式相場の動きを見てみる!
それでは、各国の相場の動きを見てみましょう。
・日経平均株価 14,952円(前日比▲1,286円 ▲7.92%)
・TOPIX 1,204.48(前日比▲94.23 ▲7.26%)
・ナスダック総合 4,707.98(前日比▲202.2 ▲4.12%)
・NYダウ 17,400.75(前日比▲610.32 ▲3.39%)
・FTSE100 6138.69(前日比▲199.41 ▲3.15%)
・DAX 9557.16(前日比▲699.87 ▲6.82%)
・CAC40 4106.73(前日比▲359.17 ▲8.04%)
各国の株式市場の動きを見てみました。
意外と爆心地であるイギリスのFTSEは下落をしていません。
一方、ほかのユーロ圏のドイツ(DAX)やフランス(CAC40)は大幅に下落。
そして、EU離脱のニュースが流れた最中に相場が動いていた日本市場の下落が目立ちます。
為替相場を見てみる
次に為替相場の終値を見てみましょう!
・ドル円 102円31銭 (約4円の円高)
・ユーロ円 113円57銭 (約7円の円高)
・ポンド円 139円90銭 (約18円の円高)
・豪ドル円 76円44銭 (約4円の円高)
上記のように、各国が比較的安全通貨である、円を買う動きが強まっています。
結果として、円高の基調が強まっています。
ポンドに至っては18円という大幅な円高となり、相場は予想以上に動いています。
しかし、徐々に相場は落ち着いているように感じます。
一時はドルが99円台に突入するなど、大幅な円高となりましたが、NY市場や欧州市場に入ると混乱は一時的には治まっているいるのではないでしょうか?
本番は週明けの相場!
個人的に注目しているのは週明けの相場です。
日本の市場に関しては、海外市場の状況を見る限り、やや下落をしすぎているように感じます。
そのため、日本市場ではあまり混乱は起きないのではと感じます。
しかし、週末にどんなニュースがあるかはわかりません。
ニュース次第では、さらに大きく動く可能性も高いので、しっかりと情報を見たうえで、投資をする必要があります。
個人的には、このような大荒れな相場は、手を出すと大やけどとなる可能性もあります(笑)
基本的には傍観をして、チャンスをうかがいたいなぁと思います。
ではでは~