アベノミクスの頃は猫も杓子も投資が絶好調といっていました。
しかし、中国の経済悪化などでアベノミクスが陰りを見せると、投資の報道は減っているように感じます。
さて、今のこの時期は投資環境が悪化しているのでしょうか?
日経平均は好調
今年の年初来最高値はは1月4日に記録した18,951円です。
年初来最安値は6月24日に記録した14,864円。
そして現在は18,162円と今年の最高値付近まで回復しています。
2015年は一時20,000円の大台乗るレベルでしたが、2016年になり、徐々に下落。
その傾向が回復基調にある状況です。
ダウ平均は史上最高値を更新
アメリカの経済はトランプショックはいずこへの状況です。
NYダウ平均は史上最高値を更新し、初の19,000ドルを突破しています。
アメリカ経済はリーマンショックから立ち直り、個人消費が好調となり、景気は回復しつつあります。
S&P500、ラッセル2000、ナスダックも史上最高値を更新しています。
アメリカ経済は日本よりも好調に回復しており、世界経済のけん引役として、存在感を示しています。
為替相場も好調
日本の経済に非常に大きな影響を与えるのは為替相場です。
日本は輸出の依存度を低くしているとはいえ、円高よりも円安の方が日本の企業にとって追い風となります。
2015年から今年の初めにかけては1ドル120円超えていました。
しかし、徐々に円高となり101円~105円台をうろうろとしていた印象です。
現在では111円まで円安が進んでいます。
これは日本の企業にとっては非常に有利な状況です。
日本の投資状況は悪くはない
現在の日本の投資をする状況はどうかと聞かれれば、悪くはないという状況です。
日本の株価は上がり、アメリカの経済も堅調、そして為替相場も追い風となっています。
もちろん不安もあります。
アメリカ経済はトランプ大統領の今後の施策、実行力によって変わりますし、EU圏の経済状況にはやや不安があります。
日本も財政赤字や経済成長につながる一歩がまだまだ足りていない印象です。
特定の国ではなく、世界経済に分散投資を行い、資産形成をしていくことが大切です。
投資の状況は悪くはありません。
一遍にすべての資産を投資をせずに、少しのお金を長期的に投資し初めてはいかがでしょうか?
ではでは~