日本の教育の中で一番遅れているもの、それはお金に対する教育だど思います。
小学校から大学、そして社会人になってからもお金について学ぶことは、ほとんどありません。
私自身も、大学時代に学ぶことがなければ、今現在も学ぶことはなかったと思います。
そして、個人的にはお金については若いうちから学ぶべきであると考えています。
「お金は汚いもの、教育は必要ない」は間違い
私たちの世代ではお金について学ぶ機会はほぼありません。
そして、教わっていることは「お金は卑しいもの」という考え方が強いです。
そもそも、投資を危険なものというイメージが強く、そして教える人もいないため、そのような考え方で育ってきています。
貯金の利率が5%という時代であれば、投資など考えずに貯金をすれば良いです。
しかし、今はその時代ではありません。
自分自身の資産を守るため、生活、そして人生を守る為に生きるすべとして、お金について学ぶべきです。
高校生で株をしてもよい
私自身はまだ子供がいませんが、子供が生まれたら高校生くらいからは株式投資をしても良いという考えです。
もちろん、10万円などの少額による取引ですが、身をもって体験するということは重要だと思います。
「子供が株式投資は危険!!」と考える方もいると思います。
しかし、あなたが銀行員のいわれるままに購入した100万円の外貨預金や、300万円の毎月分配の投資信託に比べれば、安全です。
何も知らないまま、退職金や虎の子のお金をリスクが高い投資をする方が、何倍も危険です。
毎月分配の投資信託の分配金は自分の原資から出ていると知っていますか?
そして、基準価額が大幅に下がり結果として手元にお金は残りません。
10万円程度の損失で、お金のことを学べるのであれば、安いものだと思います。
投資は行動が成果になって返ってくる
投資をする最大の成果は自分で行った行動が自分に返ってくるということです。
しかも、お金というわかりやすい形で返ってきます。
社会人の私たちもそうですが、自分で選択した行動のすべての成果が自分に返ってくることは少ないです。
もちろん、勉強をしていないから、試験で成績が悪いといったこともあります。
それも、中長期的な結果になりますし、実感するのは数年後の受験の時や大学に入り、卒業する段階でしょう。
投資であれば、上がり下がりで自分自身の行動が成果に表れ、自分自身で稼ぐという力も身に付きます。
お金について学ぶということは、自分自身の資産を守るといことです。
つまり、生きる為の知識が一つ増えるということ。
長い将来を考え、子供や若者にマネーという教育をしてはいかがでしょうか?