セゾン投信はいち早く顧客第一主義としてフィデューシャリー宣言を発表しました。
また、4月にフィデューシャリー宣言を改定し、さらにブラッシュアップしています。
6月30日にセゾン投信はィデューシャリー宣言へのKPIを発表し、さらに細かな指標を発表しています。
KPIとはなに?
そもそもKPIとはどんな意味でしょうか?
ビジネスではちょこちょこと使われる言葉ですが、改めて意味を調べてみました。
KPI(Key Performance Indicator)の頭文字で、日本語では重要業績評価指標と言われています。
目的を達成するための過程を計測するための中間目標のことです。
つまり、ゴールを決めたあと、その途中経過の目標のことです。
セゾン投信のKPIを見てみる!
それではセゾン投信のフィデューシャリー宣言のKPIを抜粋してみました。
○インベスターリターンと基準価額騰落率の差
○長期投資の重要性に関わるお客さま向けメッセージの発信回数
○平均保有期間
○定期積立プラン利用率(新規顧客、全顧客)
○長期・積立投資の観点で、家族・知人に紹介したいと思う顧客の割合
このあたりは、長期投資を行うに必要な項目ですね。
セゾン投信はもともとが日本に正しい長期投資を根付かせる目的があります。
長期投資に注目した指標が多いですね♪
続きを見てみましょう!
○販売手数料を徴収しているファンドの割合
○当社で直接購入する場合の信託報酬と、当社が委託する販売会社を通じて購入する場合の信託報酬の差異
○信託報酬等の引き下げ実績
○同じ信託報酬配分率が適用されているファンドと販売会社の率
○販売手数料を徴収していないファンドと販売会社の率
コストに対するKPIも多く出しています。
セゾン投信は登場したときは、信託報酬が低くまさに理想的な投資信託として人気がありました。
近年は少し、価格的な魅力が落ちています。
コストに対する、意識も投資家としては知りたい情報ですね!
フィデューシャリー宣言は今後も変わっていく!
フィデューシャリー宣言はこれから定期的に見直していくようです。
当社は、フィデューシャリー宣言について、フィデューシャリー委員会において定期的にその内容を見直し、必要
に応じ改定してまいります。
■フィデューシャリー委員会の開催頻度
■フィデューシャリー宣言の見直し検討回数と改定実績件数
という記載があります。
フィデューシャリー宣言は受託者としての責務を真に認識し、投資家の利益の最大化を目指した運用が行われるようにすることが目的です。
一度決めたことを実施していくのではなく、投資家にとってどうすべきかを常に検討していく姿勢は素晴らしいですね♪
ではでは~