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IPOリボミックが大幅公募割れ。今年最大の下落率。初の補欠で喜んだが・・・

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本日IPOでリボミックが東証マザーズに新規上場しました。

通常マザーズ市場、なおかつバイオベンチャーとなれば、初値は公募価格を大きく上回るかと思いきや、

初値は公開価格2300円を20.4%下回る1830円となっています。

 

今年最大の下落率はJDIの-14.5%が最大でした。

今日のリボミックがその記録を更新して今年最大の下落率を更新しました。

ここまで下がった理由はなんでしょうか?

ベンチャーキャピタルへのロックアップが原因

多くのIPOの場合には、上場前の段階ですでに株主となっている「既存株主」に対して、

ロックアップ条項と呼ばれる自主規制を行います。

 

そのロックアップ条項が大塚製薬や会社関係者には1.5倍までのロックアップが付きましたが

ベンチャーキャピタルにはそのロックアップはありませんでした。

今回のリボミックのIPOの初値からの大幅下落となった原因です。

ロックアップ条項とはなに??

さてそのロックアップ条項とはどのようなものなのでしょうか?

ロックアップ条項とは「マネー辞典 m-Words」より抜粋すると・・・

新規公開株を売り出す際、上場前からの主要株主(創業者やベンチャーキャピタル、親会社など)が、
売り出し後一定期間(一般的には180日)、持ち株の売却をしないことを株式公開前に約束すること。

ロックアップ条項の有無は目論見書に明記してあり、上場直後で流通量が少ない株を大量に売却し、

極端な株価騰落を防ぐために利用される。相場に影響がない市場外での相対取引などは認められることもある。
ロックアップ条項はIPOの値動きが激しい要因の一つに挙げられる。
ロックアップ解除と共に売りが増える可能性があるため、購入を見送る場合がその一例である。
と記載されています。
つまり、ロックアップ条項により供給過多による下落を防ぐ役目があります。
しかし、今回はベンチャーキャピタルに対してロックアップ条項が付与されていませんでした。
その為、ベンチャーキャピタルはIPO時に保有している株を売却することが可能でした。
その結果、ベンチャーキャピタルの大幅な売却により、市場への供給過多になり初値が大幅に下落する結果となったのでしょう。

ロックアップ条項の悪い例。今後は変わるのか?

今回のリボミックによりロックアップ条項はIPO時に、より確認される項目として意識されます。

つまり今後、リボミックの様にロックアップ条項がない場合は人気があまり出ない可能性が高いです。

つまりロックアップ条項次第ではIPOの人気が大幅に下がる可能性があります。

 

IPOの目的は資金を得ることです。

もし、IPO時にロックアップによって人気が出なくなれば、IPOする企業にとっては大幅にマイナスです。

ロックアップ条項はIPO時に必須ではありません。

しかし、今回の例を考えるとロックアップ条項があった方が、企業と投資家共に良いことだと感じますね。

 

今回マネックス証券で初めて補欠となりましたが、落選して良かったと感じます。

少し浮かれた自分がかなしいです(笑)

 

ではでは~

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