昨年のアベノミクスでは大きく口数が下がり、大きく解約が上回っていたセゾン投信のセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド。
原因としては、アベノミクスの影響により大きく基準価額が上昇し、長年含み損を抱えていた人などが解約し、口数が大幅に減少したことでした。
さて今年も量的緩和や年金改革などで11月期以降、円安株高が進みました。
そんな中、セゾン投信の基準価額も上昇しています。
果たして、今回も解約が進んでいるのでしょうか?
口数をグラフで見てみよう♪
解約状況を見るには純資産総額では、基準価額の上昇がある為、解約状況がわかりません。
その為、純資産総額を基準価額で割った口数の増減で解約状況を見てみました。
セゾン投信のサイトでは純資産額と基準価額の状況をCSV形式で見ることが可能です。
それでは、グラフを見てみましょう♪
赤い線が口数、青い線が純資産総額です。
どのような状況かを見てみましょう。
口数は2013年12月ごろに下落へ
口数は2012年ころまでは右肩上がりとなり、その後横ばい状態でした。
そして、2013年の12月~翌1月にかけて、下落となっています。
その頃には、様々なブログでセゾン投信に危機かといった記事がありました。
原因としては、リーマンショック前に購入した層が利益が出始めたこと。
そして、久々の基準価額の上昇により利益確定をした人が多かったことが原因でしょう。
2014年末はまだまだ口数が増加している!
それでは、同様にアベノミクスの第二弾となった今年の11月以降はどうでしょうか?
今回の基準価額の大幅増加に関わらず、口数も順調に増加しています。
つまり、今回のアベノミクス第二弾でも解約する人は平月程度と特に増加したわけではありません。
しかも、昨年末は横ばいに等しかった昨年とは打って変わり、今年は順調に口数も増加しています。
毎月の積立投信が多いのも特徴がグラフにも出ています。
階段の様に赤い線がカクカクと右肩上がりに上昇しています。
一定のタイミングで積立投信をしている為、このような特徴的なグラフになっています。
この状況が続いているうちは、セゾン投信が順調に成長しているということ。
まだまだ、セゾン投信自体は成長フェーズに再び戻ったと言えるでしょう。
今後も口数は定期的に見ていきたい!
口数の増加は投資信託の人気バロメーターと言えるでしょう!
今後も定期的に見ていき、おかしいところがあれば注意できる状況にしていきたいですね。
ここまで成長してきているので、コストがもう少し安くなればなぁと思います。
ではでは~
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