今日一番のニュースと言ったらスイスフランの動きではないでしょうか?
今日のスイスフランの動きは史上稀に見る動きであったと思います。
スイスフランは日本時間18時30分には115円程度で取引されていましたが、18時50分までに一時166円まで円安が進みました。
その差は50円超!比率で言えば1.5倍も動いています。
それではこの大幅な急落の原因はなんでしょうか?
原因は無制限介入終了とマイナス金利拡大
今回の急落の原因は無制限介入終了とマイナス金利拡大です。
スイス国立銀行はスイスフランの対ユーロでの上昇を抑えるために導入していた外国為替市場での「無制限介入」を終了すると発表しまた。
そして、22日に開始するマイナス金利は手数料を当初予定の年0.25%から年0.75%へと変更します。
スイス中銀は2011年9月にスイスフランの上限を1ユーロ=1.20スイスフランと決め、上限を越えない様に為替介入を決めていました。
それ以降、3年以上の期間に渡り無制限の為替介入を行い通貨の安定施策を行っていました。
なぜ無制限介入を終了する?
無制限介入を終了るする理由としては各主要通貨圏の金融政策が最近かなりばらついていることや、ユーロが対ドルで下落していることが上げられます。
対ユーロに対して無制限の為替介入でしたので、スイスフランも対ドルに対しては下落しています。
その為、現在の実状に対ユーロへの無制限介入が合わなくなっているのが事実でしょう。
50円も動くとどれくらい利益になるのか?
さて、50円も動いたスイスフラン。
FXではどれくらいの利益が出るのでしょうか?
例えばレバレッジ10倍での取引の場合。
1万スイスフランの購入に必要なのは115万円の10分の1ですので、11万5千円。
それが一気に166万円に値上がりします。
166万円―115万円の51万円が利益となります。
つまり、11万5千円が一気に51万円の利益が加わり62万5千円に!!
これは夢ですね(笑)
とは言え、逆に売りから入っている人はあっという間のロスカットです。
それがFXの怖さでもありますね(笑)
今は結構落ち着いた?
現在スイスフランは131円ほどで取引されています。
一時に比べれば、だいぶ落ち着いた相場です。
ここまでの暴落は一生に一度も見れないと思います。
こんな状態が度々続いていたら身が持ちませんね(笑)
ではでは~