本日、日本の4月期~6月期のGDPが発表されました。
前の3か月間と比べ実質でマイナス1.7%、年率に換算してマイナス6.8%となり、
東日本大震災発生時のマイナス6.9%以来の落ち込みとなりました。
次の7月期~9月期のGDPの結果次第で、10%の増税が決定されます。
果たして増税はどうなるのでしょうか?
個人消費の落ち込みがマイナス5%で最大の落ち込み
日本のGDPは530兆円前後ですが、そのうちの300兆円以上を占めるのが
私たち一般消費者の消費である「個人消費」です。
その個人消費が自動車や家電製品を中心に大きく落ち込んで5%のマイナスとなり、
比較可能である平成6年の4月から6月までのGDP以降では最大の落ち込みとなりました。
個人消費がマイナスとなったのは7四半期ぶりとなっています。
やっぱり増税は行いたい?
甘利経済産業大臣は「現時点において景気認識に変わりない」と述べていますが、
「今後、必要なら政府、日銀で機動的な対応を行うのも選択肢」と述べています。
つまり、良くはないが悪くはない、これ以上悪くなるようなら対応をとるということです。
年末までに来年10月からの消費増税を決める予定です。
決めるに当たり、材料となるのは7月期~9月期のGDPの結果となります。
まさに、今の消費が次の増税に直結することとなります。
消費増税の反動は徐々に薄れつつありますが、果たしてどこまで回復するのでしょうか?
個人的にはGDPの成長はうれしいことですが、増税は何としても避けたいです!
政府としてはテコ入れをしてでもGDPを伸ばす政策をする可能性もあります。
今後の長い期間を考えて、しっかりと判断を行ってほしいですね。
ではでは~