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アメリカの雇用統計はなぜ注目され影響力が強いのか?

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さて、先ほど発表されたアメリカの雇用統計。

結果は失業率が5.4%と前月から0.1ポイント改善し、2008年5月以来、6年11カ月ぶりの水準になりました。

また、非農業部門の就業者数は、季節調整済みで前月比22万3000人増と市場予測に近い数字でした。

さて、このアメリカの雇用統計は世界中が注目しているのでしょうか?

雇用統計はアメリカの経済を映し出す鏡!!

アメリカはGDPが世界1位であり、世界最大の経済大国です。

そのアメリカの経済は日本経済だけでなく、世界中の経済に大きな影響を与えることは想像できます。

 

そしてアメリカの雇用統計は経済動向をリアルタイムに映しだす指標として信頼・注目されています。

それはつまり世界経済に大きく影響するということを意味します。

アメリカのGDPの7割が個人消費!

世界最大の経済大国を支えているのがGDPの7割を占めている個人消費です。

そして、個人消費を支えている源泉となっているものは、会社からもらう給料です。

個人が安定的にお金を使える状況は雇用の安定です。

アメリカ経済にとって雇用の安定大変重要で、だからこそ雇用統計が注目されるのです。

「非農業部門雇用者数」と「失業率」が重要

失業率は景気指標の中では「遅行指数」と言われています。

つまり失業率は今の景気動向を映し出すというよりも景気の状況を後から追いかける傾向にあります。

そして、非農業部門雇用者数はリアルタイムに今の農業従事者以外の雇用状況を反映しています。

非農業部門雇用者数は現時点の景気状況を表し、経済動向を把握できる指標です。

またアメリカは日本と異なり雇用の柔軟性が高い国です。

その為、企業は業績が悪化するとすぐに雇用調整に踏み切る傾向があり、人員を減らしたり、増やしたりをします。

企業の景気に対する姿勢と雇用者数は連動することが多く、業績動向を表しています。

良し悪しは数字ではなく予想との差!

そして面白いことに、雇用統計の結果は数字は失業率が低く、非農業部門雇用者数が大幅に上昇をしていれば良いという訳ではありません。

市場に与えるインパクトは市場予測との差が大きいです。

 

同じ失業率の結果が5%でも、予想が6%であれば良い方向に相場は動きますし、予想が4%であれば悪いと判断されます。

その理由は、予測の段階で市場の相場は既にその状況を織り込み済みと判断されるからです。

 

一般的に相場は市場に出ている情報を反映しているとされています。

つまり、悪い予想であれば悪いなりな状況はすでに相場に反映されており、良いとい予想も同様に反映されています。

そして、結果が出た際に、予想と乖離があった場合は、サプライズ要因としてその結果が相場に反映されます。

 

このように、アメリカの雇用統計は世界中にインパクトを与える為、世界中が注目しています。

特に最近はアメリカの利上げの予想もされており、雇用統計の結果が注目されています。

 

投資家であるならば、この指標は絶対に注目すべき指標だと思います。

 

ではでは~

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