昨今の株高や円安状況を見て、投資信託を購入する方が増えています。
また、ボーナス時期とあり、これを機に投資信託を購入を検討している方も多いと思います。
しかし、投資信託は数多くあり購入時に何をチェックすれば良いのかわからない方が多いと思います。
そこで、投資信託を購入するに当たりチェックしたい5つのポイントを見てみましょう♪
①手数料をチェック
投資信託には様々な手数料が掛かります。
この手数料は直接的や間接的に購入、保有する私たちが負担するものです。
スーパーなどで買い物をするときにいくらなのかをチェックしない人はいません。
投資信託を購入する前には必ずチェックをしましょう。
投資信託ににかかる代表的なコストを見てみましょう。
- 販売手数料
- 信託報酬
- 解約手数料(信託財産留保額)
特にチェックすべきは信託報酬です。
信託報酬は保有している投資信託の金額に対した率でかかるコストです。
つまり、保有している間、ずっと支払う手数料です。
一般的に年に0.5%~2%程度のコストがかかってしまいます。
これが低い投資信託を選ぶことをお勧めします。
また、販売手数料に関しては最近では0%のノーロードの投資信託も増えています。
②投資対象はなにか?
次のチェックポイントは何に投資をしている投資信託かです。
投資信託はそれぞれ投資しているものが異なります。
例えば、日本株式のみ投資信託や世界中の債券や株式に投資をしている投資信託まで様々です。
レオスのひふみ投信 であれば日本株式に投資をしている投資信託ですし、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドであれば世界中の債券と株式に投資をしています。
どの様な投資信託を知ることは重要ですし、どうなった場合に得をし損をするかをチェックするポイントにもなります。
③分配方式はなに?
次のチェックは分配の方式についてです。
投資信託は定期的に分配金と呼ばれるお金を得ることができます。
分配頻度は毎月もらえるものや年に1回のもの、さらには無分配で分配を行わない投資信託もあります。
配当金には20%もの税金がかかってしまいます。
定期的に受け取れる喜びもありますが、じっくりと長期投資をしたいのであれば、無分配の投資信託を選択することをおすすめします♪
④運用スタイルはなにか?
次のチェックは運用スタイルについてです。
運用スタイルとはインデックス(パッシブ)運用かアクティブ運用かです。
インデックス運用とは市場平均と同程度の運用成績を目標とした運用スタイルです。
例えばTOPIXをベンチマークとしている場合、TOPIXが1%上がればその投資信託の基準価額も1%上がるように運用をするスタイルです。
アクティブ運用はベンチマークや市場平均を上回る運用成績を上げることを目標とした運用スタイルです。
TOPIXをベンチマークにしている場合、TOPIXが1%上がれば、その投資信託は1%以上の基準価額を目指しています。
一般的にアクティブはファンドマネージャーが頑張って企業研究をしたりする為、一般的に手数料などが高いのが特徴です。
また、アクティブ運用は市場平均以上を目指すだけですので、実際に市場平均以上になっているかは投資信託次第です。
もちろん投資信託によってはコストが高い上に、市場平均を大幅に下回っている投資信託も多いのが実情です。
⑤純資産総額はどれくらいか
最後のチェックは純資産総額です。
純資産総額とは投信の規模を表すものです。
純資産が多いということは、それだけその投信を購入している人が多く人気が高いということです。
投資信託によっては純資産総額があまりにも低くなると、安定的な運用がしにくいため、結果的に投信そのものが解散してしまう可能性もあります。
逆に多すぎると機動的な動きができないという欠点もあります。
最低でも数十億円規模の投資信託には投資をしていきたいです。
必ず投資信託は自分で調べてから購入する!
このように、投資信託を購入するにあたりチェックすべきポイントを見てきました。
なによりも投資信託を購入する際に大事なことは、必ず自分で調べることです。
人に勧められたや証券会社や銀行に勧められたものを無条件に受け入れずに、必ず自分自身で調べ納得できる投資信託に投資をしましょう♪
投資信託は長い付き合いになります。
しっかしと人となりを知ってから投資をすることをおすすめします♪