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日本人から資産運用を遠ざけた日本の歴史

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日本人の70%は投資の知識がないと言われています。

それほど資産運用に縁がない日本人。

投資や資産運用に消極的というスタンスは日本人の国民性と言っても良いでしょう。

国民性を作るのはその国の歴史が大きく関係してきます。

日本には資産運用を必要としない環境が揃っていた

歴史的な観点でみると、日本には資産運用に縁がない環境がそろっていました。

  • 円が3倍も強くなった
  • 地価が急激に上昇した
  • 預貯金と保険商品などの安全資産で6%超の確定利回り
  • 終身雇用と年功序列賃金
  • 退職後の短い余生は公的年金が補完

これらは全て日本の戦後に起きている事象です。

これらの環境が日本で資産運用から遠ざけている主な要因です。

資産運用を遠ざけていた戦後の歴史

円相場はブレトン・ウッズ体制で1ドル360円の固定レートでした。

しかし1973年に変動相場制に移行すると、1987年に1ドル120円と円が3倍も強くなっています。

円高になるということは、それだけ対外的に見て、日本人がお金持ちになった言える状況です。

 

そして、日本人が資産運用から遠ざけている要因が土地神話です

戦後に日本の地価は未曾有の高騰をしました。

銀座の一坪は600倍になるなど、日本国中で地価が上昇したのです。

バブル期には、日本列島土地代全部でアメリカ合衆国を4つ買えると言われるほど地価の上昇が激しい時期です。

土地神話は庶民の家庭にマイホーム願望を植えつけました。

土地が上がるということは株式などへの投資を行うのではなく、土地を購入すれば一生の資産と成り得たのです。

預貯金でも10年で資産が二倍に!

次に日本が置かれていた状況は、元本保証である預貯金や保険商品でも十分な利回りを得ることができた環境です。

預貯金や保険商品で6%超の確定利回りを実現していました。

10年で資金が倍になる程度の運用を金融機関が元本確保でしてくれていました。

このような世の中では、損をする可能性と言うリスクを取ってまで資産運用をする人は一部の人のみです。

普通のサラリーマンなどは、リスクを取らなくても十二分と言えるほどの資産運用を預貯金などの元本保証の商品のみで得ることができました。

雇用情勢と老後の保護が更に資産運用を遠ざける結果に

さらに資産運用から遠ざける要因は、雇用情勢と老後の保障です。

終身雇用と年功序列の社会の中では、人々の賃金は年々上昇し、退職まで会社が面倒を見てくれている世の中でした。

つまり、働いてさえいればお金は増え続けるという今では考えられない状況です。

 

また、年金制度が整っており老後の為に無理をしてまでお金を増やす必要はありませんでした。

中小企業であっても月に30万円程度の年金をもらえることができ、老後の心配をする必要がありませんでした。

今の日本は昔と違う!

日本の歴史を見ると、元本保証で十分な資産運用が可能で、雇用情勢や老後を考えてもリスクを取ってまで無理にお金を増やす必要がありませんでした。

その為、資産運用の必要性を考える事はない国民性が出来上がっていました。

 

しかし、今はどれも当てはまる状況ではありません。

経済的にも成熟し労働人口が減っています。

昔と同じ考え方では、将来の不安が募りますがお金の増やし方を知らない為、預貯金に余剰資産を集める結果となっています。

資産運用の必要性は徐々に今後も高まっていくでしょう。

 

時代は変わっています。

時代が変われば、お金に対する考え方を変える必要があります。

資産運用が不必要な歴史は終わりました。

次の資産運用が必要な歴史に向けて、資産運用の第一歩を踏み出してはいかがでしょうか?

 

ではでは~

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