今週は世界同時株安に陥っています。
日本も日経平均は2万円を下回り、欧州やアメリカでも5%以上の下落、中国の上海市場では11%の下落の急落です。
個人的にはこの程度の下落ではあまり、焦ってはいません。
しかし、気になる方は下落時にしてはいけないことを見てみるのも良いでしょう♪
下落時に投資家がしてはいけない5つのこと
ウォール・ストリート・ジャーナルに「世界同時株安、投資家がしてはいけない5つのこと」が紹介されていました。
世界中で株式が下落した場合、人々はパニック状態に陥り冷静に現状を判断できなくなります。
それを防ぐ為に、急落時にしてはいけないことを知っておくことは大切です。
それではしてはいけない5つのことを見てみましょう。
1.ニュースばかり見ない
5%から20%程度の下落は多々あることです。
もちろん、ニュースを見るなとは思いませんが、ニュースばかりを気にしてはちょっとしたニュースでも不安が大きくなります。
自分自身の投資スタイルは短期的な運用でしょうか?
もし、長期的な投資を目指すのであれば、多少の変動は受け止め、むしろ下落時にはラッキーと思うことでしょう♪
2.うろたえない
アメリカの相場ですが、WSJ内では「株価は確かに安くはないが、現在の金利水準やインフレ率を考えると、大幅に割高というわけでもない」と言っています。
PER面からの計算でも、決して割高ではないとのこと。
そして、うろたえないということは、自分自身での判断を放棄しないことです。
現状とれる最良の選択の判断をする必要があります。
3.現状に甘んじない
WSJでは「今回の相場の混乱をきっかけにこれ以上の下落に耐える用意があるかを自分に問いかけるべきだ」と書かれています。
この程度の下げ相場で、保有株式などを現金に換える必要がある状況は、あまり健全な投資を言えません。
健全でない投資をすれば、もちろん損をした状態で売却をする必要があります。
そして、焦りが生まれ最良の選択ができる精神状態からは程遠くなります。
現状が耐えれるから大丈夫ではなく、より大きな下落に耐えられる投資をしていきたいです。
4.「修正」の憶測にとらわれない
WSJでは「市場の修正とは通常、S&P500種指数やダウ工業株30種平均など多くの人が注目する指数が10%下落することを指すが、正式な用語ではない。」とのこと。
多分言いたいことは10%下落が修正なので、その状態が正しいとかそういう情報はどうでも良いとのこと。
大事なことは将来どうなるかの見通しです。
修正という言葉に踊らされないことが大切です。
5.次にどうなるか分かると思ってはいけない
次にどうなるか投資では全然分かりません。
WSJでも「株価はさらに10%下げるかもしれないし、25%下げるかもしれない。50%下げるかもしれない。横ばいが続くこともありうるし、すぐに回復する可能性もある。」と書かれています。
やはり投資は将来どうなるかが不確定な世界です。
分散投資をして、あらゆる状況でもリスクを分散させている状況が大切だと思います。
下落時に重要なことは余裕を持つこと
WSJの内容を自分なりに解釈をして紹介しました。
結局、下落時に大事なのは余裕です。
その余裕は精神面、そして金銭面の余裕です。
ギリギリの投資をせず、分散投資をする。
一見誰にでもできることが最良の投資家もしれませんね♪
ではでは~