9月に信託報酬を引き下げたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド。
信託報酬の引き下げとは、手数料の値引きのことです。
つまり、セゾン投信にとっては、収入が減りますが、その分私たち投資家の負担する費用が軽減されます。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはどんなファンド?
それではまずセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドがどんな投資信託かを見てみましょう♪
目論見書等から見ていきます。
〇ファンドの目的
主として、投資信託証券を中心に投資を行い、信託財産の長期的な成長を図ること
〇ファンドの特徴
幅広いリスク分散
世界30ヶ国以上の株式と10ヶ国以上の債券に分散投資でリスクを分散させ安定的な運用を目指す
国内最低水準の手数料
購入時手数料ゼロ。購入時に余分なコストのかからないノーロードファンドです。
長期投資のためのファンド
長期のパフォーマンスを最優先するため、分配金は全て再投資します
バンガードのファンドに投資するファンド・オブ・ファンズ
バンガードは世界最大級の投信会社です。また、ローコスト・ハイクオリティー運用
〇ファンドの規模
純資産総額 1066億66万円(11月2日現在)
長期投資と謳っており、投資家への思いが伝わる日本にはあまりない投資信託と言えるでしょう♪
信託報酬の引き下げは影響が大きい
9月の引き下げでは0.05%の信託報酬の引き下げとなりました。
- 改定前:年0.74±0.03%(税込/概算)
- 改定後:年0.69±0.03%(税込/概算)
数字としては小さいですが、毎年かかるコストですので長期投資を行うと、このコストは塵も積もればで徐々に大きくなっていきます。
信託報酬を投資先のコストにあわせて徐々に下げて行くことは、投資家に対して還元する姿勢は非常にうれしいですね♪
長期投資を目指す投資信託は非常に少ない!
現状の投資信託の主流は高いコストで短期で利益を目指す投資信託が多いです。
毎月分配や通貨選択型など、長い目で投資をするというよりも、短期間で勝負をする投資信託が増加をしており、本来投資で目指す長期的な資産の形成をできる投資信託は非常に少ないのが現状です。
短期型は宣伝もしやすいし、アピールポイントが多く派手な印象で、売りやすい投資信託だと思います。
しかし、本来の投資のイメージからはかけ離れている様に思います。
日本の投資のイメージがメディアによりデイトレードのような短期売買で一気にお金を儲けるイメージが強いからかもしれませんが、正しい投資・資産運用は長い目で見てしっかりと資産を作っていくことだと思います。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはあまり目立つ投資信託ではありませんが、長期投資を促し応援をする数少ないファンドです♪
もし興味があれば、是非とも資料請求をしてみてはいかがでしょうか?