日本郵政グループの3社が本日11月4日に上場しました。
いずれも初値は売り出し価格を上回る好成績でスタートしました。
さて、今回の郵政上場は久々の超大型企業の上場となり、貯蓄から投資への流れを強めています。
特に証券会社は顧客を得るために、新規の投資家を得ようと奮起しています。
郵政上場の結果はどうだったのか?
まずは郵政上場3社の結果を確認してみましょう♪
〇日本郵政 1631円(売り出し価格1400円)
〇ゆうちょ銀行 1680円(売り出し価格1450円)
〇かんぽ生命 2929円(売り出し価格2200円)
終値は
〇日本郵政 1760円
〇ゆうちょ銀行 1671円
〇かんぽ生命 3430円
といずれも好調な上場初日となりました。
今回のIPOで当選した方はプチお小遣いとなり、ハッピーな一日ではないでしょうか?
特に、始めて投資を行う方にとっては、投資の醍醐味の一部でも味わえているでしょう♪
証券会社は郵政上場に力を入れていた!
今回の郵政上場に伴いIPOの引き受ける証券会社数はなんと61社!
これだけ話題になっている話題ですので、証券会社の各社も新規の顧客を得るために様々な努力をしています。
例えば、カブドットコム証券では、私たち投資家が支払う売買手数料を最大約54%引き下げています。
売買の成立金額が50万円以下の取引が対象で、増加が見込める個人投資家を取り込みを狙っています。
口座開設も増えており、サンケイBIZでは下記のような記事もあります。
SMBC日興証券では郵政3社の上場が承認された9月10日以降、4~6月の平均と比べてほぼ倍増した。岡三証券グループ傘下の岡三証券も、9~10月は通常の倍程度となった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は4~9月に前年同期と比べて2・8倍に急増し、みずほ証券も「通常の2~3倍のペース」(小林英文常務)と活況だ
大手の金融機関だけではなく、ネット証券での申込も増えており、今回の郵政上場は個人投資家の増加に一役買っていると評価ができます。
個人投資家を増やし、育てることが大切
今回の郵政上場で、今まで資産運用や投資をしていない方々に資産運用や投資をしてみるという気持ちに変化を与えました。
しかし、大事なのは初回だけでは終わらせず、いかに継続的な投資を行うかです。
金融機関が今後必要になっていくのは、今回取り込んだ新規の投資家をいかに継続的に投資を行わせていくかが重要ではないかと思います。
その為に必要なことは、投資家への教育です。
日本では投資や資産運用を学ぶ機会はないといっても過言ではありません。
投資家を育て、継続的に投資をしてもらうことは、投資家にとってはもちろん、金融機関にとっても良い顧客になることは間違いありません。
投資家と金融機関がお互いに助け合える投資環境が整っていけばなぁと思います。
ではでは~