南アフリカの通貨ランドが史上最安値が見えてきている状況です。
ランドと言えば、ＦＸや外貨取引をしている人の中では高金利通貨として非常に人気のある通貨です。
そのランドが７年ぶりの安値圏となっており、不安を感じています。
ランドが７円台はリーマンショック以来
ランド円は一時７円９２銭まで下落をし、これは2008年10月以来、7年2カ月の安値となりました。
南アフリカのズマ大統領がネネ財務相を突如解任したことが大きな懸念材料となっています。
アメリカの利上げの見込みもあり、新興国から資金の流出が懸念されており、今回の解任によりさらに急激に下落しています。
高金利通貨で人気のあったランド！
ランド言えば、ＦＸなどで個人投資家からも人気のある通貨でした。
南アフリカの政策金利を見てみると
- ２００８年 11%
- ２００９年 11.5%
- ２０１０年 7%
- ２０１１年 5.5%
- ２０１２年 5.5%
- ２０１３年 5%
- ２０１４年 5.5%
- ２０１５年 5.75%
いずれも、年始の政策金利を見ています。
リーマンショック時には１０％を超える政策金利となり、最高では１２％と信じられない様な高金利通貨として人気でした。
その後リーマンショックが落ち着くと、政策金利を下げていますが、２０１３年ころから徐々にまた政策金利が徐々に上がっています。
現在は6.25％と今年は大幅に値上げをしており、資金の流出を防いでいる様に思います。
ランドは今嵐の中にいる状況！
私自信も以前ＦＸをやっていた時はランド円を保有していました。
今はＦＸをやめておりますが、ここまで大幅な下落を経験したことはありません。
ランドはまさに嵐の中にいる状況です。
嵐の中ではいかに、焦らずに行動できるかが重要です！
一過性の嵐と見れば、多少資金を投入して、ロスカットを防ぐことが重要ですし、まだまだ下がると見れば、ランドを売ることが賢明です。
新興国通貨は利率が高いのが魅力的ですが、その分値動きが激しいのは仕方がありません。
大きなリスクを取って、金利を享受していますので、しっかりとそのリスクを認識することも大切でしょう！
ある程度したら買いのチャンスなのか？
原油安が進んでおり、資源国の通貨が下落基調にあるのも今回のランド安の原因となっています。
ここまで安くなったので、上がることを期待して、ここで買うのもありかなぁと思いますが、中々勇気が出ないのが現状です(笑)
南アフリカ自体が悪い状況にいるわけではありませんので、ある程度嵐がされば、上り基調にはなるのかなぁと思います。
方向性が見えてきたら買うのもありかなぁと思っています。
ではでは～
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