「世界経済インデックスファンド」と「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」はコンセプトがほぼ同じファンドです。
株式と債券の投資比率は原則として50:50。
そして世界中へ投資するバランス型インデックスファンドと言う点も非常に似ています。
さて、この両ファンドの基準価額の動きを比較してみました♪
世界経済IFとセゾン・バンガードGBFの違いは?
一見ほぼ同じこの二つのファンド。
しかし、少し異なる部分があります。
それは、基本組入比率と信託報酬です。
基本組入比率の違いは?
それでは一つ目の違いの基本組入比率です。
〇世界経済インデックスファンド 地域別(日本、先進国、新興国)のGDP総額の比率を参考に
〇セゾン・バンガードGBファンド 各地域 の株式および債券市場の時価総額の比率を参考
各地域のGDPの総額を基準にしているか、市場の時価総額を基準にしているかが異なります。
信託報酬の違いは?
次に信託報酬の違いです。
〇世界経済インデックスファンド 年率0.54%
〇セゾン・バンガードGBファンド 年率0.69%±0.03%
さて、この二つがどのように影響しているかを基準価額の推移からみてみましょう!
基準価額の違いを比較!
それでは、本題である世界経済インデックスファンドとセゾン・バンガードGBファンドの基準価額を比較しましょう!
世界経済インデックスファンドが運用開始になった2009年1月16日を1とした基準価額の推移です。
2月26日時点の基準価額の指数は
〇世界経済インデックスファンド 1.816
〇セゾン・バンガードGBファンド 1.869
となっています。
セゾン・バンガードGBファンドの方が、良い成績となりました。
2016年になってからの差を見てみる!
それでは次に2016年の動きを見てみましょう!
〇世界経済インデックスファンド 0.925
〇セゾン・バンガードGBファンド 0.922
となり、わずかですが世界経済インデックスファンドの方が良い成績となりました。
2016年に入ってからは相場の変動の波が大きく下落基調でした。
TOPIXが15%近くも今年に入ってから下落をしていますので、分散投資の効果は出ているのかなぁと思います。
この二つの投資信託はどこで買える?
世界経済インデックスファンドは、ネット証券であれば、下記の証券会社がオススメです!
〇楽天証券
あまり、取り扱っている証券会社が少ない投資信託です。
大手の対面の証券会社での取扱はありません。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは下記で取扱をしています。
直販の投資信託ですので取扱は一社のみです!
多くのファンがいる投資信託ですので、一度資料請求をしても良いと思います。
今後の市場の状況でこの2ファンドがどう動くかは注目していきます!
ではでは~