少額投資非課税制度。通称NISAの非課税期間を現行の5年の枠とは別に20年新たな枠を創設する検討してるようです。
NISAの非課税期間は5年と長期投資をするには少し短いかなぁと思っていました。
非課税期間の延長により、貯蓄から投資への流れが進むのでしょうか?
NISAとはなに?
それではそもそもNISAとはどんな制度でしょうか?
NISAとは投資にかかる配当や譲渡益が非課税になる制度です。
平成26年から開始となりました。
株式や投資信託などから得られた配当や譲渡益は所得税や住民税の課税対象となります。
NISAは、毎年100万円(平成28年以降は120万円)を上限とする新規購入分を対象に、配当や譲渡益を最長5年間、非課税にする制度です。
NISAを利用するためには、証券会社や銀行、郵便局などの金融機関でNISA口座を開設する必要があります。
NISA口座は、日本国内に住む20歳以上の方ならだれでも、1人につき1口座を開設することができます。
NISA口座を利用して投資を行える期間は、今のところ平成26年~平成35年までの10年間です。
政府広報オンラインから引用をしました。
NISAとは株式投資などで利益が出た場合にNISA口座で取引をしていれば、非課税になる制度です。
制度はどう変わる?
現行のNISAは投資上限が年120万円で、非課税期間は5年となっていまる。
これとは別に上限60万円、非課税期間20年の枠を設けるという案です。
利用者はどちらかを選択する制度設計のようです。
- 年間拠出額120万円/非課税期間5年間
- 年間拠出額60万円/非課税期間20年間
の二つから私たちは選択するという制度への変更を検討しています。
個人的には年間120万円の枠は少し多いかなぁと思っていましたので、半額ながらもより長期投資に有利な制度ができることはうれしいですね!
NISA制度の恒久化も検討!
制度の変更も話題になっていますが、さりげなくNISAの恒久化も検討されています。
金融庁は、2023年までとなっているNISA口座の開設期限の恒久化も税制改正要望に盛り込み、年末の税制改正大綱に向けて与党や財務省と交渉する。
とロイター通信で報道されています。
現状は平成35年までの時限制度です。
もともと長期投資の制度に期限がある立法だというのも不思議に思っていました。
どうせ延長に延長を重ねるのかなぁと思っていたところ、恒久化を検討しているというニュースは朗報です。
恒久化であれば、より自分自身の長期投資をどうするかを考えやすくなります。
NISAの制度変更と恒久化このどちらも実現してほしなぁと思います。
ではでは~