皆様は年収はいくらでしょうか?
自分の年収を比較する上で、世間の平均はきになります。
それでは、日本のサラリーマンの平均年収はいくらでしょうか?
毎年、国税庁が発表している「民間給与実態統計調査」の結果を見てみましょう!
2015年の平均年収は420万円
2015年の会社員の平均年収は420万円となりました。
2014年は415万円でしたので、前年よりも5万円増加しています。
過去の平均年収を見てみましょう!
○1997年 467万円
○2000年 461万円
○2003年 444万円
○2006年 435万円
○2009年 406万円
○2012年 408万円
○2015年 420万円
という結果になっています。
1997年から徐々に下落をしていき、2000年に入ると急激に落ち込んでいます。
そしてリーマンショック後の2009年には406万円と10年ちょっとで60万円以上も減少。
景気が回復しつつあり、年収は上がっていますが、物価の上昇と社会保険料の増加により、あまり給料の増加の実感はありません。
世代別の年収を見てみる
それでは次に世代別の年収を見てみましょう。
○20~24歳 253万円
○25~29歳 352万円
○30~34歳 397万円
○35~39歳 432万円
○40~44歳 461万円
○45~49歳 486万円
○50~54歳 509万円
○55~59歳 491万円
○60~64歳 372万円
という結果になっています。
年収は50代前半までは上昇し、定年を迎えるにつれ現象している結果となりました。
平均年収が420万円ですので、30代半ばで平均になるということでしょう。
男女の差を見ると、男性のピークは50代前半となりますが、女性のピークは30代前半です。
女性はその年齢あたりで産休などに入いる方が多く、それ以降は子育てなどがあるのが理由でしょう。
その是正も必要だと思います。
年収200万円以下が1,000万人以上
それでは年収200万円以下の方が割合で何%いるのでしょうか?
女性では830万人、男性で290万人、合計で1100万人います。
これは給与所得者の23%と5人に1人は年収が200万円以下という結果です。
女性では年収400万円以下が80%となり、多くの女性は年収が400万円を超えていないという結果です。
一方男性も、年収400万円以下が40%を超え、400万円というのが一つの壁になっています。
年収の増加が見込めず、副業を行う方も増えていると思います。
一部の資金でもよいので、少しずつ投資をすることをお勧めします!
私自身も決して年収は高くありませんが、セゾン投信で毎月5,000円の積立投信から投資を始めました。
この投資がだんだんと大きくなることを実感しつつあります!
年収を上げるに加えて、お金に働いてもらうことも大切だと思います。