食いしん坊と投資。
一見ではまったく関係ないように思えますが、実は関係があるということです。
どのような関係があるのかを記事を見てみましょう!
成功するためには自分の本能に勝つ能力が必要
自分の本能に打ち勝つということはかなり難しいです。
遠くの利益よりも目先の利益を優先しまいがちです。
記事ではマシュマロ実験を紹介しています。
アメリカの有名な実験で、4歳の子どもがマシュマロをいますぐ食べるか、我慢できるかを調べたものがあります。
この実験のルールは、たった15分間だけ食べるのを我慢すればマシュマロがもう1つ手に入って得をするというものですが、実際にそれができた子どもは全体の30%しかいませんでした。
この後の子供はどうなったでしょうか?
この実験は、さらに追跡調査をしています。30代後半になると、マシュマロを我慢できた子どもは年収や家庭生活すべて充実していたのに対し、我慢できなかった子どもは年収もあまり良くなく、しかも肥満度が高かったのです。
つまり、食欲を我慢できない子供は仕事面や投資面、生活面において相対的に成功する可能性は高いということです。
人は目先の利益は大きく見える
人間は目先の利益は大きく見えます。
簡単に言えば、1年後にもらえる100万円よりも来週もらえる90万円を優先するということです。
1年我慢すれば、100万円もらえますが金額は低くなってもよいのですぐに90万円をもらいたいということです。
これは時間割引率が高いという概念です。
時間割引率とは、将来の報酬は現在の報酬に比べて低く(つまり割り引いて)評価するということです。
先ほどのマシュマロ実験でいうと、
今のマシュマロ1個 > 15分後のマシュマロ2個
と15分の時間割引率は100%とかなり大きく見えています。
しかし、よくよく考えてみれば15分経てば2倍の量を食べることができますので、15分我慢した方がお得なのは明らかです。
人間はこれほどまでに、自分の本能に打ち勝つことは難しいということです。
幸せな将来を想像することが大切!
本能に打ち勝つためには何が必要でしょうか?
それは目的としての目標を持つということです。
記事中ではシナリオを作ることが大切と書いていますが、個人的には目的を持ち具体的に幸せな将来を想像することだと考えています。
マシュマロであれば、15分後に2つ食べることができる幸せを想像すれば我慢できるでしょう。
投資であれば、老後の幸せや将来の家族のことなど目的と幸せな将来を想像することが必要だと思います。
あとは積立投信などで強制的に投資をする環境を作ることも大切です。
マシュマロ実験でも、マシュマロがカギのかかった箱の中にあれば食べることはできません(笑)
私自身もセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの積立投信をして半ば強制的に投資をしています(笑)
皆様も自分の本能に打ち勝ち投資を成功させていきましょう♪
ではでは~