人気のある投資信託はどのような投資信託でしょうか?
優秀な成績を出している投資信託でしょうか?
それとも、コストが低い投資信託でしょうか?
正解は海外の不動産投資信託(REIT)で運用する毎月分配型ファンドです。
そんなマニアックな投資信託と思いませんでしょうか?
その人気ランキングが2018年は変わり始める年となりそうです!
人気投資信託はどんな投資信託?
現時点での投資信託の純資産ランキングを見てみましょう!
1位 新光 US-REITオープン 『愛称:ゼウス』
2位 フィデリティ・USリートB(H無)
3位 フィデリティ・USハイ・イールドF
4位 ラサール・グローバルREIT(毎月分配型)
5位 ダイワ・US-REIT(毎月決算)B為替H無
2018年1月4日現在の投資信託の純資産ランキングです。
3位のフィデリティ・USハイ・イールドF以外はすべてが海外の不動産投資信託(REIT)で運用する毎月分配型ファンドとなっています。
なぜこのような海外リートの投資信託が人気なのでしょうか?
なぜ海外の不動産投資信託(REIT)で運用する毎月分配型ファンドは人気なのか?
それではなぜ、海外の不動産投資信託(REIT)で運用する毎月分配型ファンドは人気なのでしょうか?
それは単純に言うと、金融機関が売りやすい投資信託だからです。
金融機関は投資信託を販売時にかかる手数料は新しい収入源でした。
購入金額の1~2%ですので、100万円分の投資信託を購入すると1万円~2万円の手数料とかなりの高い手数料です。
その為には、投資を知らない人たちに売りやすい投資信託が必要でした。
海外の不動産投資信託(REIT)で運用する毎月分配型ファンドの売り文句は毎月支払れる高額な分配金です。
利益が出ているから分配をしているのではなく、実際は元本からも分配金を多く支払っているファンドがほとんどです。
その為、利益をもらっていると思いきや、実際には預けたお金が返ってくるだけです。
購入側の個人投資家にとってはあまりメリットのない投資信託が人気でした。
2018年は人気投資信託が変わるかも?
2018年は投資信託ランキングが変わるかもしれません。
まずは人気だった海外の不動産投資信託の純資産総額が下がっている点です。
各投資信託とも1兆円を超えていましたが、今は1位の新光 US-REITオープン 『愛称:ゼウス』9,954億円とついに1兆円を下回りました。
2016年末ではフィデリティ・USリートB(H無)の純資産総額は1兆5,550億円でしたが、現在は9,757億円と激減しています。
またつみたてNISAが2018年から始まることも大きな要因です。
つみたてNISAは信託報酬のコストが低い、売買手数料が無料などの厳しい条件をクリアした投資信託のみが対象です。
金融庁が発表厳選した投資信託のみですので、金融機関が儲かる為の投資信託ではなく、個人投資家にとってお得な投資信託のみが選ばれています。
私自身も投資していて、ブロガーの間でも人気なセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドやレオスのひふみ投信もつみたてNISAに選ばれています!
2018年は正しい投資が広がり、投資信託の人気ランキングが変わる年になるのではと思います。
1年後に結果が楽しみですね♪
ではでは~