日経平均の史上最高値をご存知でしょうか?
日経平均の史上最高値は1989年12月29日に記録した38,957円です。
かれこれ約25年近くも史上最高値を更新していません。
「日本は先進国だから当たり前、新興国とは違い最高値を更新しない」と思っていませんか?
この考えは果たして正しいのでしょうか?
日本は最高値の半分以下に
先ほども述べたように、日本の株式が最高値を更新したのは25年前です。
ここ数日は日経平均が16000円を越えて株高の様子とニュースでは報道されています。
しかし、これでも史上最高値の半分以下です。
2000年以降で史上最高値の半分の18000円台を記録した年は何回あるでしょうか?
15年間で2000年、2005年、2006年、2007年のわずか4回です。
20000円を越えた年はわずかに2回のみ。
最近、株高となっているとはいえ、未だリーマンショック前の水準にすら達していません。
先進国の他の国は史上最高値を更新している!
2014年 9月19日 NYダウ
2014年 7月 3日 DAX
1999年12月30日 FTSE
これはなんの日付かわかりますか?
これは、史上最高値を更新した日付です。
NYダウは先週、ドイツのDAXも今年に史上最高値を更新しています。
イギリスのFTSEは1999年の年末に更新しています。
しかし、当時の最高値は6950.6に対し、現在は6800前後となっており、
ほぼほぼ最高値の辺りまで回復はしています。
世界経済は成長しているのが当たり前!
こう見ると先進国の中でも日本の株式の勢いが他の先進国と違うことがわかります。
先進国でさえも、年々成長をし史上最高値の更新や最高値近辺まで回復しています。
世界の常識で言えば、「株式指数は最高値を更新して当たり前」です。
未だにバブル期の史上最高値の半分以下、そしてリーマンショック前の水準まで回復していない先進国は大変めずらしいです。
つまり日本の株式は世界の常識から見ればおかしいということです。
日本だけに投資をしているのは大きな損!
世界経済は順調に成長しています。
しかし、日本は成長をしていません。
このような状況の中、日本の株式のみに投資するのは正しいでしょうか?
日本が成長していないのであれば、成長している世界に投資をすることも選択肢に入れる必要があります。
私自身も、日本の株式は上がれば下がるレンジ相場だけだと思っていました。
しかし、世界に目を向ければ確実に成長する市場ばかりd