今日でやっと仕事が終わり、年末年始の休暇に入ります。
さて、今日は株式市場も仕事納めの大納会となりました。
2011年以来7年ぶりの年間下落となり、下げ幅はリーマン・ショックがあった2008年(6448円)以来の大きさとなりました。
2018年の株式相場を振り返る
それでは、2018年の株式市場を振り返ってみましょう!
2018年の日経平均は荒れた相場となりました。
大発会は前年末比308円79銭高の2万3073円でスタートし、絶好調なスタートとなりました。
しかし早くも2月には急落します。
世界的に株安が広がり日経平均は1日で1071円安となる日も
さらに3月には米中貿易摩擦により、相場は盛り上がりません。
しかし、年の後半になるとアメリカ経済の強さによりドル高が進行し円安の恩恵を受けて、日経平均は10月2日に27年ぶりの高値となる2万4270円をつけています。
しかし、その後はアメリカ経済は失速気味となり、FRBが景気の先行きが不明な中、利上げを継続し急落となり、12月25日には、1年3カ月ぶりに2万円を割りました。
まさしく、2018年の相場はジェットコースターのように乱高下する相場となりました。
2018年の株式市場は記録が多い!
2018年の株式市場は記録が多かったのが特徴です。
①27年ぶりの高値
まずは良いことです。
バブル以来の高値を更新しました。
10月2日に27年ぶり高値となる2万4270円をつけています。
②28年ぶりの2度の1,000円以上の下落
ここからは悪いことが続きます。
2018年に2度も日経平均が1,000円超下落しています。
1,000円超の下げが複数回あったのは、バブル期の最高値からの下落が続いた90年以来28年ぶりです。
③8年ぶりの月間10%超の下落
2018年12月の月間の下落率は10.5%となりました。
これは、欧州の経済不安が高まっていた2010年5月以来8年ぶりの大きさです!
④6年ぶりにPBRが1以下に
12月25日時点の日経平均のPBR(株価純資産倍率)は0.99倍となり、6年ぶりに1倍を下回りました。
予想PER(株価収益率)も10.7倍と6年半ぶりの低水準となった。
明らかに売られすぎの状況となりました。
ここで株式を購入した方はうらやましいです!
⑤7年ぶりに年末の株価が下落
2018年の終値は2万0014円となり年間で2750円(12%)安と7年ぶりに下落した。
2012年末から始まった「アベノミクス相場」では初めての下落です。
2019年は飛躍の年になるのか?
2018年を振り返ると、アベノミクスの盛り上がりに陰りが見えた年になりました。
10月までは2018年末には3万円近くを予想している方もいましたが、結果としてはそこから大きく下落しています。
2019年は消費増税もありあまり明るい話題はありません。
まだまだ景気対策は必要です。
年明け以降の景気対策には期待をしていきたいですね。
ではでは~