村上春樹のノーベル文学賞を受賞するかと話題になった今週。
残念ながら、受賞とはなりませんでした。
私自身はハルキストまではいきませんが、村上春樹の本は大体読んでいます。
受賞を期待したのですが、少し残念です。
さて、今週驚いたのは1か月で本を一冊も読まない人が47.5%もいるということ。
読書家の私としては残念な気分でいっぱいです。
日本人の半分は一か月で1冊も読書をしていない!
今回の調査は文化庁が実施した「国語に関する世論調査」によるものです。
マンガや雑誌を除く1カ月の読書量は、「1、2冊」34・5%、「3、4冊」は10・9%、
「5、6冊」は3・4%、「7冊以上」が3・6%だったのに対し、
「読まない」との回答が最も多く、47・5%と約半数が1冊も本を読んでいません。
つまり、日本人の半分近くが一か月間で1冊も本を読んでいない結果となりました。
若い年代は意外と本を読んでいる
若い人の方が読書をしていないイメージがありましたが、年代別にみると若い年代は意外と本を読んでいます。
1冊も本を読んでいない人の割合は20歳代は40・5%、10歳代(16~19歳)は42・7%だったのに対し
70歳代以上で59・6%、60歳代で47・8%となっています。
年齢が高い方の場合は視力の悪化など健康上の理由で読書量が減っているようです。
とは言え、40%の若い年代が本を読んでいないのは明らかになりました。
3人に2人は読書量を増やしたいと思っている!
66.3%の人が読書量を増やしたいと思うと回答しています。
特に40代までの世代では男女共に70%ほどの方が読書量を増やしたいと考えているようです。
特に、女性は40代までのどの世代においても80%~90%の方が読書量を増やしたいと思っています。
読書離れと話題になってはいますが、本と言うものに需要がないということではありません。
読む時間があれば、本を読みたいと思っている人が多いようです。
1冊でも読めば考え方が変わる?
おもしろい結果となったのが、1冊でも読む人と1冊も読まない人の読書量の考えについてです。
1冊でも読む人の中で、「読書量を増やしたくない」と考える人は22.6%なのに対し
1冊も読まない人は44.7%となっています。
また、読書量を増やしたいかどうかに関しては、1冊でも読む人の77.1%が読書量を増やしたいと
思っているのにたいし、読まない人は54.5%しか増やしたいと思っていません。
つまり、本を読む人は今後も本を読みたいと思っているの対し、読まない人はそうは思っていません。
本を読む人は継続的に読み、読まない人は読まないといった状態です。
どうやって本を読んでもらえるかを考えれば、活字離れの打開につながるかもしれませんね。
やっぱり本は読んでほしい!
私自身は読書家ですので、できれば色々な方に本を読んでほしいと思っています。
このブログでも、本を紹介していますが、これをきっかけに本を読む人が増えていけばと思います。
ではでは~