日経平均が2か月ぶりに2万円を超えました。
新型コロナウイルスの治療薬を巡る期待感から、経済活動の再開への思惑が広がったのが大きな要因です。
さて、ここで気になっていることは、コロナショックがひどい中、なぜここまで相場が安定しているかです。
コロナショックはもう終わったのか?
日記平均は2月半ばに2万4千円近くまで上昇し、NYダウも2月12日に史上最高値を更新し3万ドル目前まで迫っていました。
その後はコロナショックで大幅に下落し、日経平均は1万6千円台、NYダウは2万円すれすれまで下落しています。
注目すべきはNYダウの乱高下です。
値幅上位記録TOP 5と値幅上位記録TOP 5のどちらも2月の下旬から4月の初めまでに記録されています。
つまり、2月半ばから4月初旬までは人類史上最大規模の大混乱相場でした。
しかし、あれから一か月でここまで相場が安定しているのが信じられません。
NYではあれだけ感染者がでており、世界の主要国もまだまだ死者も感染者も増えています。
これだけの状況でなぜ相場が落ち着いているのでしょうか。
相場はまだまだ荒れると思う
コロナウイルスへの治療薬の期待から、相場は上昇が見えてきています。
しかし、この安定している相場はむしろ怖さがあります。
近代経済で初めて感染症による景気悪化を経験した相場は、まだまだこの状況に対してどう動けば良いのかがわからないだけだと思います。
相場はただただよくわからずに一喜一憂しているだけでしょう。
これで新型コロナ問題が終わるとは思っていません。
もちろん治療薬の登場により、うれしいニュースが出てきています。
経済活動が再活性化することによる影響が見えない中では、本当にここで喜んで良いのかと思っています。
5月以降の経済活動再開でどうなるのか
昨日のブログでも書きましたが、5月以降の経済活動再開が一つのキーになるでしょう。
経済活動が再開すれば、人が動きます。
人が動けば、ウイルスが蔓延する可能性は高まります。
再度コロナが蔓延となれば、経済的には大ショックが再来するでしょう。
もし蔓延せずに無事に経済活動が再開となれば、相場はまだまだ伸びていくでしょう。
結果は5月の中旬には見えてくるでしょう。
そこでどうなるかを見届けてから、投資を再開してもよいと思っています。
相場が落ち着いているのはよくわからないから
結局、これだけ相場が落ち着いているのはどうなるかわからないからだと思います。
感染症の拡大による経済ショックは初めてですし、リーマンショックなどと異なり、出口がわからないということも大きいでしょう。
つまり、誰も状況がわからないから相場が動かないだけということです!
私自身も相場がどうなるかわからないので、買った方が良いか、売った方が良いかの判断がついていないのが正直なところです。
治療薬やワクチンができれば、相場は急回復するはずです!
はやくコロナ終われーと思っています。
ではでは~