私は投資は若い内から始めるのが良いと思っています。
その理由は、期間が長ければ長いほど、複利効果の恩恵を受けることができるからです。
20代から始めるのと30代から投資を始める。
期間としては10年の違いですが、複利効果では大きな違いが生まれます。
複利とは何か?
元本と利息にまた新しい利息がついていくものを複利といいます。
利息が利息を生むことが複利の仕組みです。
例えば・・・
100万円 利息10%の場合
1年目・・・100万円×10%=110万円 利息は10万円
2年目・・・103万円×10%=121万円 利息は11万円
2年目には利息が10万円から11万円と1万円増えています。
この1万円は1年目の利息の10万円の10%。
つまり、利息が利息を生んだ状態です。
この複利効果は時間が長くなればなるほど、効果は大きくなります。
もし月に5千円、年間6万円を複利運用したら?
もし月々5千円(=年間6万円)を複利運用したらどうなるかを見てみましょう♪
年利と期間のマトリクス表です。
ちょっと見にくいですね(笑)
もし年利10%で40年間運用すると、0%欄の元金240万円に対し2656万円と10倍以上に増えています。
とはいえ、5%の運用でも40年で725万円です。
25歳から65歳までの40年間で725万円の資産をわずか月々5千円で作ることが可能です♪
10年の運用の差が大きくでる!
25歳から65歳までの40年間と35歳から65歳までの30年間を比べてみましょう♪
期間としては10年間。割合では75%に減ったという計算です。
しかし、複利で見てみると5%の30年間と40年間を比べてみましょう。
5% 30年・・・399万円
5% 40年・・・725万円
その差は何と1.8倍以上!
10年間の運用の差ですが、複利では非常に大きな差です。
もし、20年と40年を比べた場合では、3.66倍も差が出ています。
これだけ差が出るなら早く始めるべき!
10年の違いで300万円以上の差が出る複利効果です。
25歳と言わずもっと早く始めれば、もっと大きな差となります。
つまり、複利効果を利用するには早い年齢から開始する、つまり若い人が有利です。
5%は高い目標かもしれませんが、複利効果はどの利率でも早く始める方が有利になる仕組みです。
預貯金よりもリスク資産!
複利効果を利用するといっても、預貯金の利率ではあまり大きな効果はありません。
若い内からリスクを取った資産運用が必要です。
私はセゾン投信で世界中に分散投資を行っています。
世界経済のGDP成長率は3%前後と見積もられています。
3%でも40年後には月々5千円が450万円を越えます。
日本の経済成長の3倍近い成長の恩恵を受けるには、世界中への投資が必要ですね。
皆様も若い内から、少額でも資産運用を開始してはいかがでしょうか?