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全然景気が良くなった気がしない。賃金上昇率と物価上昇率を考える

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アベノミクスで景気が良くなったといわれています。

しかし、私自身も含め一般の方は景気が上昇していると感じてはいませんでしょう。

 

その理由は賃金上昇率と物価上昇率の関係を見ると納得できます。

日本は決して賃金は上がってはいません。

物価上昇率とは?

物価上昇率とは、名前の通り物価がどれくらい上がっているかと言うこと。

100円のものが120円になれば20%の上昇になります。

 

例えば7月の生鮮品を除く小売価格は前年同月比で3.3%上昇しています。

つまり、1年前の7月100円のものが103円に値上がりした計算です。

生活費が10万円だったら3300円上がったということ。

賃金上昇率とは?

賃金上昇率とはサラリーマン等が貰う賃金がどれくらい上がっているかです。

月給20万円が22万円になれば10%の上昇です。

 

7月の現金給与総額が36万9846円で前年同月比2.6%増加となっています。

20万円の給料が20万52百円になった計算です。

豊かになったかは物価上昇率と賃金上昇率を比べる!

現状は賃金上昇率<物価上昇率です。

つまり、毎月20万円を給料でもらい、すべてを使い切っていた場合。

物価上昇率を考えると支出は20万66百円に

賃金上昇率を考えると収入は20万52百円になります。

つまり1400円たらない状況陥ります。

 

豊かになったと思うには物価上昇率<賃金上昇率にならなければなりません。

物価を加味した賃金上昇率を見てみると

物価のことを考えた賃金上昇率を実質賃金上昇率と言います。

7月きの物価の変動を考慮した実質賃金は、前年比1.4%減少となっています。

 

つまり、給料は上がっていますが、それ以上に物価が上昇しており、使えるお金は減っているという状況です。

 

この状況が続けば、スタグフレーションに突入するといっても過言ではありません。

給料を上げることが大事!

物価を上げることも大事ですが、景気回復に最も大事なことは給料を上げることです。

給料が上がれば、人々はお金を使い、より景気が良くなるという良い循環が生まれます。

アベノミクスで物価の上昇を目指していますが、これは賃金が上がることが大前提です。

 

このまま、景気が悪いまま物価の上昇が続く可能性を考えると企業や政府は賃金を上げることを

真剣に考える必要があるのではと思います。

 

ではでは~

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