投資でよく言われることは「投資は自己責任で」ということ。
この意見には個人的には賛成です。
自己責任論云々は好きではありませんが、稼いだものを自分の収入にする以上は責任問題は付き纏います。
責任論はリスクとリターンの差!
投資でよく言わることはリスクとリターンは見合っているということ。
つまり、ハイリスクであればハイリターンですし、ローリスクであればローリターンです。
この世にはローリスクローリターンはないということを感じることは非常に大事です。
投資の収益に関してもこの概念は当てはまると思います。
投資と会社ではリスクとリターンが異なる
もし、会社で100万円の利益を出した場合、その利益は利益を出した人のものになるでしょうか?
普通の会社であれば、そんなことはまず間違いなくあり得ません。
100万円の利益を出しても、その一部しか個人の利益には成り得ません。
しかし、その逆もあります。
利益が出ていなくても給料がもらえる、これは責任がない分ローリスクローリターンと言えます。
投資は全てにおいて個人に帰する!
それでは投資はどうでしょうか?
100万円の利益があれば、その100万円は全て個人のものです。
その利益をとれるのは税金という名のもので徴収できる国しかありません。
つまり、投資は全ての利益を独り占めできる分、損失も独り占めしなければならないのです。
それでは投資をしないのが得なのか?
それではリスクを避ける為に、投資をしないのが正解なのでしょうか?
個人的にはそうではないと思います。
投資をしなければ、ピケティの言う通りGDPの伸びは投資の利益よりも低いです。
つまり、投資をすればするほど、お金持ちになれるリターンは高まります。
もし、お金持ちになりたければ、リスクをとって相応なリターンが必要です。
今の生活よりも裕福になりたければ、自己責任のもと投資をするという判断は遅かれ早かれ必要になってきます。
全てを自己責任論で語るのは間違っていると思いますが、投資の様に得た利益を個人ですべて享受する場合は相応のリスクは必要です。
決定するのは個人ですし、利益も個人に帰しています。
人の所為にする前に、投資においては自分と見つめ合うことが必要ではと思います。
ではでは~