「世界経済インデックスファンド」と「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」はコンセプトがほぼ同じファンドです。
債券:株式が50:50。
そして世界中へ投資するバランス型インデックスファンドと言う点も非常に似ています。
さて、この両ファンドの基準価額の動きを比べてみました。
この世界経済IFとセゾン・バンガードGBFの違いは?
非常に似ているこのファンド。
微妙な違いがあります。
それは、組み入れ比率の基準と信託報酬です。
基本組入比率の違いは?
それでは一つ目の違いの基本組入比率です。
〇世界経済インデックスファンド 地域別(日本、先進国、新興国)のGDP総額の比率を参考に
〇セゾン・バンガードGBファンド 各地域 の株式および債券市場の時価総額の比率を参考
各地域のGDPの総額を基準にしているか、市場の時価総額を基準にしているかが異なります。
信託報酬の違いは?
次に信託報酬の違いです。
〇世界経済インデックスファンド 年率0.54%
〇セゾン・バンガードGBファンド 年率0.74%±0.03%
信託報酬に関しては、世界経済インデックスファンドが圧勝です。
それではその違いを含め、どのように成績が変わっているのか、基準価額を比べてみましょう♪
基準価額の違いを比べてみる
それでは、本題である世界経済インデックスファンドとセゾン・バンガードGBファンドの基準価額を比べてみましょう♪
世界経済インデックスファンドが運用開始になった2009年1月16日を100とした基準価額の推移です。
5月22日時点の基準価額の指数は
〇世界経済インデックスファンド 218.1
〇セゾン・バンガードGBファンド 212.2
と世界経済インデックスファンドの方が、良い成績となっています。
グラフを見てもコンセプトが近いファンドですので、似たような動きにはなっています。
しかし、結果としては赤い線の世界経済インデックスファンドがほとんど上回っています。
やはり大きいのは信託報酬?
この差はなんでしょうか?
個人的には大きいのは信託報酬ではないかと思います。
わずかに0.2%程度の信託報酬の差ですが、5年以上たてば、少なくとも1%以上は運用成績に影響します。
セゾン・バンガードGBファンドは資産総額が1,000億円をついに突破しています。
今後は是非とも信託報酬などのコストを下げていって欲しいですね♪
ではでは~