転職サイトのDUDAが正社員の平均年収の調査結果を発表しています。
2015年の全世代の平均年収は440万円で、前年比-2万円となりました。
2008年には460万円あった平均年収は徐々に下がり、2013年には多少回復しましたが、それ以降は下落しており、2015年には440万円となりました。
年齢別の年収はどうなっている?
年代別の平均年収を見てみましょう♪
- 20代 349万円 +1万円
- 30代 456万円 -2万円
- 40代 572万円 -14万円
- 50代 708万円 -13万円
上がっているのは20代の平均年収だけとなりました。
特に40代以降は大きく減少しており、会社の中堅や管理職の年収は大きく下がっているのが分かります。
もしくは、転職サイトですので、40代以降の高給のサラリーマンは転職を考える割合が減った可能性があります。
とはいえ、年齢が高くなれば大幅に減少している傾向です。
将来の給料に不安を感じる現代になっているのでしょう。
若手は給料に不安を感じる結果
若者の給料はわずかながら減少していますが、年齢が上がるとより下げ幅が増加しています。
これは、年齢に合った年収アップが徐々に少なくなっているということではないでしょうか?
つまり、今の若い人は会社で年数をアップしても、それに応じて給料も上がるという文化がすたれてきていると言うことです。
若い人でもしっかりと将来を見据えてスキルアップをしていかないと、給料が上がらない可能性が高まっています。
スキルアップを積極的にしたい!
会社に長年いれば、それに応じて給料が上がるということは少なくなっています。
スキルアップをしなければ、給料はそのままで将来に不安を感じることが増えるでしょう。
お金を使うということは、将来の給料が担保されているからこそ消費をします。
将来に不安を感じている間は、若者はあまりお金を積極的には使わない可能性があります。
将来の不安をいかに取り除くかが重要です。
人材は流動的になるのか
同じ会社で長く勤めていても、今の40代以上と同じ給料がもらえるとは限らない世の中になっています。
年功序列の給料の上昇が徐々に減っており、何もスキルが上がらなければ、スキルに応じた給料になるでしょう。
スキルをアップし続ける人は給料が伸び、そうでない人は給料が伸びない可能性があります。
また、業界自体も成長やライフサイクルの期間が早まり、定年までその業界が生き残れるのかはわからない世の中になりつつあるでしょう!
その為、スキルアップをし続け、今の世代にあった業界への転職が増え、低迷している業界は人材が不足していきます。
つまり、転職が当たり前になり、人材は流動的になっていくでしょう♪
転職活動を考えるのもあり!
今までの日本は同じ会社で長く勤めあげることが美徳されていました。
企業も長く勤めている方への恩返しも含め、年功序列で給料を上げてきました。
しかし、長年勤めてもあまり給料が上がらなくなれば、企業への忠誠心は薄れます。
しっかりと、自分のスキルアップを含め転職を考えるのも悪くはないでしょう。
転職サイトに登録してみるのもありかなぁと思う
私自身は転職サイトに登録をしています。
それは、自分自身の市場価値を知る為です。
自分のスキルでどれだけ求人が来るのか、どのような企業が自分を欲しがっているのかがわかるのは転職サイトに登録した理由です。
今の会社では必要とされていますが、実際に他の企業でも通用するビジネスマンかを図る良い機会です。
大手の転職サイトへの登録をしておけば、様々な企業からスカウトが来ます。
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