さて、明日は9月30日です。
あっという間の夏が終わりだいぶ秋めいてきました。
日々気温が低くなっていくのを実感しています。
月が替わるということは、重要な指標が盛りだくさんの第一週目に突入します!
月初はラスボス級の指標が多いので、相場が大きく変動します。
それではどんな指標が発表されるのか見てみましょう♪
10月第一週の指標予定!
10月1日 日本 7月-9月期 日銀短観.四半期大企業製造業DI
中国 9月製造業PMI
アメリカ 9月ISM製造業景気指数
10月2日 欧州 ECB理事会(政策金利)
欧州 週間新規失業保険申請件数
10月3日 アメリカ 9月雇用統計/非農業部門雇用者数
アメリカ 9月雇用統計/失業率
アメリカ 9月ISM非製造業景気指数
このように10月に入ってからは毎日の様に相場を大きく動かす力を持った指標ばかりです。
日銀短観には注目!!
日銀短観では消費増税の影響による下落がどこまで取り戻したかに注目です。
GDPほどの影響はありませんが、短観により日本の大手企業がどのように感じているかが分かります。
前回は16から12に改定されており、当初の予測よりも悪い状況です。
また、12月には消費増税を決めます。
日本の経済を決める上でも非常に重要です。
ラスボスには雇用統計が待っている!
月初の経済指標で一番インパクトがある指標はアメリカの雇用統計です。
米国ではFRBがいつゼロ金利解除に乗り出すのか注目の的になっています。
ここで予想以上の結果となれば、アメリカのゼロ金利政策の終わりがより明確になります。
アメリカの経済は徐々にではありますが、着実に回復しています。
今回の雇用統計でどこまで回復できているかが、今後の世界経済の行方を左右するといっても過言ではありません。
欧州とアメリカの格差が広がるのか?
欧州はウクライナ問題などで景気の回復が遅い状況です。
アメリカが利上げの時期を考えている一方でECBは利下げを行っております。
予想以上にユーロ圏の経済が冷え込んでいるのではと考えられます。
今回のECB政策金利では果たしてどのような状況とECBが考えているかに注目です。
今週は世界経済を占う一週間!
これだけ重要な指標が固まっている上、アメリカ・日本・欧州の三大経済地区の景気状況がはっきりします。
特にアメリカと欧州は正反対の状況になりつつあります。
今週はアメリカの経済回復と、EU圏の景気減退の状況がはっきりする一週間です。
指標次第では大きく相場が乱高下する可能性もあります。
各指標には注目していきたいですね。
ではでは~