2月に入り円安が進んでいます。
新型コロナウイルスにより、経済が停滞しているため株式市場や為替市場はリスクオフのムードになります。
リスクオフの時は、ちょっと前までであれば円が買われ、円高になるのが通常でした。
しかし、今回の新型コロナウイルスでは逆に円安になっています。
これは安全通貨だった円が変わりつつあることを示しています。
円は112年の円安へ
20日のニューヨーク外国為替市場では、一時1ドル=112円23銭付近と、昨年4月以来10カ月ぶりの水準まで円安が進んでいます。
中国で発生した新型コロナウイルスにより、日本円は急激な円安になっています。
一昔前なら、このようなタイミングでは安全資産の円が買われ円高になるのが普通でした。
しかし、今回の新型コロナウイルスでは逆に円安になり安全通貨としての円はもはや幻想になりつつあります。
日本でも新型コロナウイルスが流行し始めており、円も安全ではないという意見もありますが、日本円の安全資産という考えが薄れている事も大きな要因です。
なぜ円が安全資産だったのか
円が安全資産である最大の理由は世界最大の対外債権国だからです。
2017年末分の数字になりますが、日本の企業や政府、個人が海外に持つ資産から負債を引いた対外純資産残高は328兆4470億円と3年連続で減少したが、27年連続で「世界最大の対外債権国」となっています。
つまり、国や政府の借金は大量にありますが対外債権も大量にあり、日本の財政状況はそこまで危なくないという判断が大きいです。
しかし、近年の日本の経済成長率や消費税の増税インパクトを鑑みると、もはや日本は先進国というには物足りない状況です。
受け止める事のできない方も多いと思いますが、徐々に日本の実力が下がっているのが現状でしょう。
日本は円安になっていくのが確実
日本のGDPの成長率はほぼありません。
また、近年の賃金状況を見ても日本は海外と比べ人件費は安い国になっています。
今の日本人が直面する必要があるのは、日本はもはや裕福な国ではないという事実です。
つまり日本で仕事だけをして給料を上げるだけでは絶対に将来貧乏になっていくということです。
今からでも投資を始めるべき
円安になれば、相対的に日本円の価値は下がっていきます。
つまり給料は下がり資産も目減りしていきます。
つまりインフレ状態に徐々になっていく可能性が高いです。
そのような中、日本人に求められているのは貯金ではなく投資です。
海外資産を持てば、円安になっても相対的に値上がりしていきますし、株も同様です。(日本株よりも海外の方が有利ですが)
また、不動産投資も良いでしょう。
つまり、円の安全神話が崩れたなか、将来の為に最も必要なのは投資を始める事です!
最近では少額で投資を始める事ができます!
まずはネット証券に口座を作ることをオススメします!
〇楽天証券
また、自分でどんな投資をすればよいかわからない方は、投資信託を購入することも分散につながります。
オススメはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
この投資信託を持っていれば全世界の債券と株式に投資ができますので、これから投資をしたい方にとってはぴったりの投資信託です。
98%の方がプラスになっているため、実力が伴っているのもわかりますね!
円が安全資産が崩れている中、このタイミングで将来の為に投資を始めてみてはいかがでしょうか?
ではでは~