本日も日経平均が上昇をし、2000年5月以来、14年9か月ぶりの高値となりました。
2000年5月以来と言うことは21世紀の最高値を更新したということになります。
ここまで大きき上がった要因はなんでしょうか?
21世紀最高値の2007年の記録を更新
21世紀の最高値は2007年2月26日に付けた取引時間中の高値1万8300円39銭です。
本日の日経平均は取引時間中に1万8322円50銭を記録しました。
2007年と言えば、リーマンショック前の景況に浮かれていた時期です。
これで完全にリーマンショック前の水準にもどったと言えでしょう。
2000年5月にはどんなことがあった?
終値ベースでは2000年5月以来の最高値となっています。
2000年と言えばITバブルで浮かれていた時期です。
今回の日経平均の上昇により、バブルと呼ばれていた時期の高値水準に戻ったと言えます。
とはいえ、まだ私たち庶民にはあまり景気が良くなったと実感できる状況ではありません。
日本の企業にはまだまだ期待があるのか?
今回の株価の上昇は輸出関連を中心に国内の企業の業績が好調さを維持していることや、去年10月から12月までのGDPが3期ぶりにプラスとなったことが要因です。
円安により、日本の基幹企業である輸出産業が調子の良い決算になりそうだとの期待感があります。
この期待感が今後どうなるかが日本の今後の景気に影響を与えるでしょう。
やはり期待は個人消費の上昇!
現在の日本の問題は個人消費の伸び悩みです。
企業は賃上げを渋っており、国民がどんどん消費をしたがらない状況です。
日本の景気を良くする為には必ず個人消費が必要です。
春闘が始まり、賃上げのムードは徐々に高まっています。
現在中心となっているのは大企業が中心です。
これが中小企業に波及し、国民全体の所得の上昇、そして消費の増加が日本経済には必要なことです。
私自身も賃金が上昇せずに苦労をしています。
生まれてから初めての景気の良い日本を見てみたいですね♪
ではでは~