平成も本日4月30日で終わりです。
最後の日は仕事となり、あまりゆっくりはできませんでしたが日ごろよりは早めの帰宅をして家でゆっくりとしています。
さて、平成は経済でみると波乱の時代でした。
平成は波乱の経済
平成の始まりは1989年。
まさにバブル経済絶頂のタイミングです。
日本の経済は世界で最も成功した国となりました。
しかし、その後はバブルが崩壊します。
アジア通貨危機、消費増税 1997年
経済自体は落ち込みましたが、97年の消費税の5%への増税とアジア通貨危機により日本経済は一気に伸びがなくなりました。
そしてこの頃から意識され始めたのがデフレです。
物価はマイルドなインフレが理想とされています。
しかし、日本経済は物価はじりじりと下落をし続け失われた30年が続いています。
私自身も小学生のころに景気が悪いというニュースが立て続けに流れていたことを記憶しています。
そのころは自分自身が大学を卒業して就職をする頃には景気が回復しているだろうと幼心ながら思っていました。
リーマンショック 2008年
2000年代に入り少しずつ景気は回復してきましたが、そこで起こったのが2008年のリーマンショックです。
この頃に私は就職活動をしていましたが、ここまで就職活動が厳しくなるなど思ってもいませんでした。
まさに内定取消などがニュースになる中でしたので、就職するだけでも精一杯の時代でした。
2011年の東日本大震災もあり、経済成長はぱたりと止まっています。
アベノミクスから消費増税 2012年
安倍政権になり経済政策であるアベノミクスを発表しました。
金融緩和の財政政策により景気は少しずつ上向き始めました。
金融緩和は経済学の教科書にあるように単純にお金をバンバンと刷ることです。
ここまでまともな経済政策はあっぱれでした。
しかし、ここでも消費増税が足止めとなりました。
2014年に消費税を5%から10%に上げた影響です。
平成30年間で経済はほとんど成長せず
この30年間で日本のGDPはどれくらい成長したでしょうか?
日本のGDPは27%程度の成長です。
一見高く見えますが、世界の主要国をみると成長率の低いフランスですら名目GDPは2倍を超え、アメリカは3倍程度の成長をしています。
この平成の期間は日本は経済成長せずに取り残されたということです。
令和は経済成長の時代に
日本は人口減少など経済的には不利な状況が続いています。
もちろん令和に入ったからと言ってなにかがすぐに変わるわけではありません。
しかし、低成長で日本が裕福でなくなる可能性がある時代です。
新元号となり、新しい時代に向けて私達が何ができるかをしっかりと考えていきたいですね。
また、令和は経済成長の時代になるよう願っています!!
ではでは~