今年から始まった日本株式の新指標「JPX日経400インデックス」。
日本経済新聞社と日本取引所グループ、東京証券取引所は7日、3社が共同で開発したこの指標。
8月29日より31銘柄が入れ替えとなります。
JPX日経400インデクスとは?
ROEや営業利益率や時価総額を元に東証上場銘柄 (市場第一部、市場第二部、マザーズ、JASDAQ)の各市場から
400銘柄を選定した指標です。
投資対象として魅力的な上位400社を選定した、今までにない新指標です。
今年1月から運用開始となり、毎年8月に銘柄が入れ替えとなり、今回が初の入れ替えとなります。
新規採用銘柄は?
新規採用銘柄を見てみましょう♪
日経新聞の記事より引用しています。
安藤ハザマ、NIPPO、テンプホールディングス、カルビー、博報堂DYホールディングス、スターバックスコーヒージャパン、
アルフレッサホールディングス、ヒューリック、大塚ホールディングス、タダノ、ミネベア、OKI、セイコーエプソン、パナソニック、
横河電機、カシオ計算機、三井造船、名村造船所、マツダ、メディパルホールディングス、リコー、中国銀行、アイフル、アコム、
日立キャピタル、大和証券グループ本社、岡三証券グループ、東海東京フィナンシャル・ホールディングス、松井証券、
レオパレス21、日鉄住金物産
注目なのはパナソニックとマツダが新規採用銘柄に採用されています。
また、大和証券証券や松井証券など証券会社の新規採用が増加しています。
除外された銘柄は?
次に除外された銘柄を見てみましょう。
ミライト・ホールディングス、山崎製パン、雪印メグミルク、不二製油、アダストリアホールディングス、フィールズ、
ビックカメラ、ココカラファイン、TOKAIホールディングス、日本コークス工業、レンゴー、日医工、東和薬品、ソニー、アズビル、
日立造船、プレス工業、コーナン商事、ワタミ、ゼンショーホールディングス、サイゼリヤ、ガリバーインターナショナル、
東京精密、キヤノン電子、リンテック、長瀬産業、東京エレクトロン、京都銀行、トモニホールディングス、スカイマーク、カプコン
注目はソニーが除外されたことでしょう。
また、スカイマークなどの比較的不調な業績の銘柄が除外されています。
JPX日経400インデックスの役割は?
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のベンチマークとしても採用されており、
連動するETFや投資信託も増加しています。
今後も良い成績となれば、ETFや投資信託への資金流入が増え、JPX日経400インデックスの
採用を目指す企業が増加していくと思います。
JPX日経400インデックスは投資家にとって良い企業を基準としています。
私たち個人投資家にとっても良い傾向になりそうですね。
ではでは~