リーマンショックが勃発したのは2008年9月でした。
今日は2018年9月になり、リーマンショックから丸10年が経ちました。
リーマンショックは個人投資家にとって良い教訓になりました。
下がったときの行動が今後の資産の増え方に大きな影響を与えます!
リーマンショックはどれほどすごかったのか
リマインドになりますが、リーマンショックの威力がどれほどすごかったのかを見てみましょう!
アメリカの住宅バブルの崩壊によって発生したサブプライムローン問題。
その影響により、アメリカで第四位の証券会社が破たんしました。
それがリーマンショックです。
リーマンショックの影響を見てみましょう。
NYダウ平均は13000ドルから7000ドルまで50%近く暴落しました。
日経平均も同様に、13000円前後で推移していた株価は、7000円台まで暴落しました。
為替相場は1ドル105円から90円へ、そして最終的に76円と歴史的な円高になりました。
円高となれば、日本経済は大打撃ですし、日本経済はボロボロになりました。
雇用状況が悪くなり、世界中の景気が悪化しました。
その後10年で景気は回復基調に
あれから10年たち、景気は回復基調になっています。
NYダウは4倍の25,000ドルを超え、日経平均も3倍の23,000円付近まで10年で回復しました。
逆に言えば、10年たってやっとリーマンショックを忘れることができるレベルまで回復したといえます。
それだけ、リーマンショックは世界中の経済をズタズタにするほどの影響があったということです。
一昔前は経済ショックといえば限られた地域に影響がありましたが、グローバル化が進み経済が一体化となった現代では、一回の経済危機があっという間に世界中に波及しました。
もし10年前に投資をしていたらどうなったか
景気が後退している時期や恐慌時はなかなか投資をしようとは思わない時期です。
リーマンショック直後の2009年ころは投資をしようと思っている方はほとんどいなかったでしょう。
しかし、そのころに投資をした方は今は大きく資産を増やしています。
単純に日経平均が3倍になっているということは、2010年ころに日経平均に投資をしていれば、資産は3倍になったということです。
下がっているときは、もちろん投資をしにくい時期です。
しかし、ニュースをみて回復基調になった2010年ころに投資をしていれば、わずか10年で資産が3倍になったということです。
あれだけの経済ショックでもわずか10年で大きく回復します!
投資をするタイミングも大事ですが、継続的に投資をしていくことも大切ですね!
ではでは~