顧客重視の投資を目指す為、投資信託は「成績表=KPI」を公表し始めました。
セゾン投信やひふみ投信のKPIを紹介してきました!
ひふみ投信が投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIを公開!
日経新聞で金融機関KPIが全社揃ったという記事がありました。
銀行系は全然ダメ!!
金融機関のKPIを見てみましょう!
日経新聞からの引用です。
投資信託を購入した投資家の何割が損をしたのか得をしたのか。主に個人が金融機関を選ぶ目安となり得る「成果指標(KPI)」をすべての金融機関が公表することになり、投資家が初めて比較できるようになった。主要会社を調べると、含み益の顧客が9割に上る一方、5割を下回る金融機関もあった。見方に注意も必要だが、各社の違いがくっきり表れた。
トップはコモンズ投信で、その後は私も投資をしているレオスのひふみ投信とセゾン投信が続いています。
やはり直販系の投資信託が強いです!
この強さは長期投資を目指している点です!!
取引が増えれば増えるほど、手数料がかかります。
この手数料が金融機関の収入源になっていますので、顧客にとっては大きく不利です。
そして、続いているのが野村証券や大和証券、SMBS日興証券の店頭証券会社が続いています。
その後は、SBI証券や楽天証券、マネックス証券が続いています。
ネット証券は手数料の安さが魅力で、手数料がかからないノーロード投信の取り扱いが増えています。
やはり手数料の安さが、結果に出ているといえるでしょう!
KPIの弱点は期間がわからない点!
同じ基準で投資信託の販売会社を判断できるようになったこのKPIですが、ひとつだけ弱点があります。
それは、期間が決まっていない点です。
投資信託ですので、良い期間だけをチョイスすれば投資の成績は上がります。
特にここ数年は株式市場も上り調子ですので、3年程度を切り取れば成績は良くなるでしょう!
わざと期間を区切り成績が良く見えるような出し方をしています。
独立系の直販投信のレオスのひふみ投信とセゾン投信はあるがままに成績を見せています。
ここ数年の成績から運用開始以降の成績など、悪い時期も良い時期も含め、どれくらいの成績かを公表しています。
投資で大事なのは、どれだけその投資信託のファンになれるかです!
同じ基準で比べるKPIを参考にしつつも、その投資信託がどんな投資信託かを知り、ファンになっていくかが大切ですね!
ではでは~