コロナショックで株式市場は暴落しています。
ここまでの暴落は2008年のリーマンショック以来となり、戦々恐々としている方も多いでしょう。
投資をしていないから自分はコロナショックに関係ないと思っている方も多いでしょう。
しかし、ご自身の将来のために積立をしている確定拠出年金は実は投資です!
その為、今回のコロナショックは多くの方に大きな影響があります。
この暴落時に確定拠出年金(DC)はどのような対応が正しいのでしょうか。
確定拠出年金はリーマンショックと比べ2倍に拡大
貯蓄から投資へが進んでおり、iDeCoの開始や企業型の確定拠出年金が拡大しています。
企業型確定拠出年金は年金基金の解散に伴い、移行する企業も増えてます。
その為、2011年と比べ企業型確定拠出年金の加入者数は2008年の310万人から10年で648万人に拡大しています。
また、個人型も同様にiDeCoが開始され大幅に増加中です。
速報値では個人型DCの加入者数は150万人となり、自分では投資をしていないつもりでも、確定拠出年金で投資信託を購入し、投資をしている方は増えています。
つまりサラリーマンの方でも多くの方は実際は投資を知らず知らずにしているということですね。
今回のコロナショックは多くのサラリーマンの将来に大きくかかわることです。
コロナショックでDCも暴落中
DCの主な運用先は保険商品や定期預金もありますが、主としてインデックス型の投資信託がメインでしょう。
インデックス投資信託は株価指数(日経平均株価やNYダウなど)に連動する投資信託です。
つまり今回のコロナショックの影響により、皆様が投資している確定拠出年金も暴落をしているということです。
皆様の年金資産も減少しており、自身の年金資産も減少しており、右往左往している方も多いのではないでしょうか?
まだ確認していない方は怖いかもしれませんがちらっと見てみましょう。
それでは、このような暴落時に取るべき対応はどんなことでしょうか?
若い世代はリスクを取っていくべし
20代~40代の比較的若い世代の方は、このタイミングでは株式型の投資信託の購入へのスイッチングがオススメです。
もちろん、すでに株式型の投資信託を購入している方は、今回のコロナショックで資産が減少し焦っているでしょう。
ご自身が投資する資産を確定拠出年金は60歳からしか受け取ることができません。
つまり最低でも20年から40年近く先にしか受け取れません。
今は暴落をしているかもしれませんが、受け取るまでの老後までには株価が戻り、さらに資産が大きくなっている可能性が高いでしょう。
DCの基本は積立投資信託です。
積立投信は毎月一定額を購入することにより安い時に多く買い、高い時に少なく購入し、結果として取得単価が低くなる仕組みです。
この暴落した時は平均取得単価を下げるチャンスですので、焦って今の投資信託を売らず、むしろ購入していくことをオススメします!
50代は資産によって対応が異なる
さて、受取が間近である50代の方は対応が異なります。
もし資産が多い、もしくはまだまだ働くつもりである方は心配はしないで良いでしょう。
暴落したとはいえ、数年で元に戻る可能性が高いです。
しかし、もし近い将来に受け取る必要があるのであれば、今の内に資産の一部を定期預金などの安全資産に逃がすのが良いでしょう。
全額ではなく、一部の金額で十分です。
今回の暴落で確定拠出年金はチャンス
暴落時は確定拠出年金にとってはチャンスのタイミングです。
決して焦らずに冷静に対応していきましょう!
安いタイミングで投資信託を売却するのではなく、むしろ買い増すチャンスだと思って行動するのが吉ですね!
今はリスク性の商品を選択していない方はこのタイミングでスイッチングをしてみましょう!
ではでは~