最近、書店やアマゾンでも流行っている「21世紀の資本」!
前々から気にはなってはいましたが、なんせ1冊で6,000円ほどします(笑)
なんとなくで良いのでピケティのエッセンスを知りたいと思い、「日本人のためのピケティ入門: 60分でわかる『21世紀の資本』のポイント」を読んでみました。
内容としては「r>g」を言いたい
内容としてはそこまで難しくありません。
ただ「資本収益率(r)は経済成長率(g)より大なり」ということを伝えたいだけです。
「r>g」だとどうなるのか?
それは格差が広がるということです。
資本主義では200年に渡り格差が広がっており、今後も格差が広がるということです。
なぜ「r>g」だと格差が広がるのか?
なぜ「r>g」だと格差が広がるのでしょうか?
それぞれの言葉の意味を見てみましょう。
r(資本収益率)とは株式や不動産など資本が生み出すリターンのことです。
つまり、投資家や会社経営者などの非労働が生み出す収益です。
つまりよく言われる不労所得というものです。
g(経済成長率)とは労働などが生み出す経済的付加価値のことです。
つまり、労働者が生み出す労働所得のことです。
私達が頑張って働いて得ることができる労働の対価、つまり給与での稼ぎのことです。
「r>g」とは労働者の賃金の伸びよりも、資本家のリターンが常に高いということです。
それは今後も続くということをピケティは述べています。
つまり資本家の稼ぎの伸び率は労働者よりも高い状況がこのままずっと続くということ。
その為、お金のある資本家はよりお金が入り、比較的お金のない労働者の方がお金の入りが少なくなります。
労働収入よりも資本家や経営者の方が収入の伸び率が高いですので、資本家と労働者の格差は広がるばかりです。
格差をなくすためには投資をする!
少しでも格差をなくすためには私達の労働で稼いだ収入を投資に回して、資本収益率を増やしていくことが必要です。
つまり労働者であっても投資を行い、少しでも高い収益を得ていくことが必要ということ。
投資をすることは資金の効率性を考えると、労働者でも格差の是正につながっていきます。
私自身も早くから投資を始めていますが、正しい投資をすれば必ず資産は増えていきます!
労働者から少しでも優位にリタイアする為には投資をして投資家として割の良い稼ぎを得る事は非常に大切です!
それを語るのになぜこんなに分厚い本が必要?
ピケティが行い評価されたのはそれをあまり資料もない時代から推測をしたことです。
その統計データの説明が大半の様です。
つまり、今までは何となく労働者の賃金の伸びよりも、資本家のリターンが常に高いと思っていたことを多くの資料を集めて検証したのがピケティの功績です!
原著はかなり分厚く、読むにはかなり骨が折れそうですね(笑)
時間があるときにできれば読みたいと思っています!
今回私が読んだのはその要約版です。
非常に薄い本ですので、60分もかからずに読むことができます。
もし、ピケティの要素を読みたいのであれば、安いですしオススメです!
これからも投資を続けて、資本収益を増やしていきたいと思います!
投資家は常に労働者に勝利してきました。
その勝ち馬に乗る為には労働者の資産の一部を投資をして、投資家になることが近道ですね♪
まずは、自身で投資を始めることが、ピケティの主張に込められているとおもいます。
ではでは~