なんだかんだで気になるのは人のお財布事情です(笑)
自分は平均と比べてどうなるのかは知りたいものです。
さて、総務省統計局が2015年9月30日に発表した【「2014年全国消費実態調査」】のうち【「単身世帯の家計収支及び貯蓄・負債に関する結果」】の公開値を元に、一人暮らし世帯における平均的な年収や貯蓄高の現状を確認してみましょう♪
全世代の平均年収は313万円、貯蓄額は1204万円
まず最初に示す値は男女及び、年齢を総合した全世代の平均年収と貯蓄額です。
平均年収は313万円、貯蓄額はなんと1204万円です。
そんなにないと思う方が多いと思います。
より中心を表している中央値では貯蓄高は男性が480万円、女性が679万円となっており、すこし現実味のある金額になりました。
平均がこれほど高くなると考えると、お金持ちはどれだけお金持ちなのかとすごみを感じます。
30代未満の貯蓄は200万円以下
さて、次に気になるのは同世代の平均です。
若者である20代の平均年収と貯蓄を見てみましょう♪
〇平均年収
・男性 382万円
・女性 280万円
〇貯蓄額
・男性 191万円
・女性 139万円
となっています。
年収が400万円、貯蓄が200万円を越えると、20代の平均を越えたことになります。
世帯年収も400万円以下が半数
次に世帯年収を見てみましょう。
若年層(30歳未満)で、世帯年収が300万円未満の割合は9・8%(94年)から18・7%(09年)へとほぼ倍増し、若い世代の生活が苦しくなっています。
若年層は年収300万~400万円の世帯が占める割合が、20・5%から26・7%へと増加し、半数近くの世帯が400万円以下と裕福な暮らしができていません。
私自身は平均年収は400万円を越えていますが、そこまで裕福な暮らしをしているとは感じていません。
まだ、家庭も子供いない優雅な状態ですが、この状態です。
家庭を持つとなると、年収400万円以下は厳しいのではないかと思っています。
年収を上げることが非常に重要
お金を使う為には、お金を使っても大丈夫だという安心感が重要です。
現状の日本の年収を考えると、若者が安心してお金を使える状況でしょうか?
個人的には全くそうとは思いません。
雇用の安定と、社会保障の充実に加え、若者が活躍し、安心できる社会を作り上げることが、日本の将来に向けて非常に重要なのではと思います。
20年後の明るい日本の為には今の若者の状況が非常に重要になります。
明るい日本の為に、少しでも若者のことを考える政策が欲しいものです。
ではでは~