2016年になり、今年こそ資産運用をしようと思っている方は多いと思います。
NISAが拡大になり、日経平均株価は大納会では19年ぶりに19,000円台を突破するなど、投資や資産運用の環境は日に日に改善しつつあります。
さて、これから投資や資産運用を始めるに当たって初心者が勘違いや思い込んでいる3つのことを紹介したいと思います。
①資産運用はギャンブル!は間違い
最初の勘違いは資産運用や投資はギャンブルに近いということ。
つまり、大きな得をすることもあれば、大きな損をすることもありそうで怖いという勘違いです。
たしかに、テレビや雑誌などのメディアで紹介されるのは、FXや株式などで大金持ちになったという方が多いです。
一方、損をして借金や大きな資産を失ったなど、良くない話も多く聞くことも多いと思います。
もちろん、資産運用や投資は大金持ちや大損をするギャンブルに近いことも可能です。
しかし、実際の資産運用はギャンブル的な要素はありません。
資産運用は自分自身の資産を株式や投資信託などに投資を行い、徐々に資産を増やし守る行為です。
短期での損得ではなく、超長期的(5年~数十年)という長い将来を考えて着実に行うものです。
その為、ギャンブル的な要素で行う物ではありません。
②資産運用には大きなお金が必要!は間違い
資産運用を行う為には、100万円単位などの大きなお金が必要だと思っていませんか?
確かに以前は株式を購入するにも最低でも数十万円必要でした。
しかし、今では大きなお金がなくても投資は十分可能になりました。
例えばセゾン投信では毎月5,000円から世界中に投資することが可能ですし、株式もみずほフィナンシャルグループなどは2万円台で購入可能です。
今では毎月数千円のお金があれば、簡単に投資家になれる時代です。
③貯金だけで大丈夫!は間違い!
資産運用と言えば、定期預金や預貯金などの元本保証だけで大丈夫だと思っている方が多いです。
しかし、今後を考えると預貯金だけでは不十分になる可能性が高いです。
その理由はインフレと円安です。
アベノミクスの目標としてデフレの脱却があります。
インフレや円安になると物価が上がり、それにつれて日本の通貨の円の価値が下がります。
円の価値が下がれば、円で貯めている預貯金の価値が下がるということです。
つまり今は100万円の価値がありますが、将来は100万円の金額は変わりませんが、100万円で購入できるものが少なくなるということです。
そのインフレや円安に勝つ為には資産運用を行う必要があります。
資産運用が必要になる時代に突入している!
昔の様に給料が上がり、預貯金をしていれば安心な時代はすでに過去のものです。
自分の資産は自分で守る時代に突入しています。
実質賃金は下がり、インフレのペースに給与が追いついていない状況です。
資産運用をしなければ自分の資産を守ることは厳しい状況になっています。
アメリカなどの海外では資産運用は多くの人が行っています。
日本ではまだ極一部の方しか行っていません。
周りがしていないからしなくてOKなのでしょうか?
そうではありません。
将来の為を考えて早い内から投資をする必要は徐々に増していると感じています。
分からないから資産運用を行えないのであれば、勉強をすれば良いだけです。
少額から資産運用を始めることができるので、まずはやってみようの精神も大切ではないでしょうか?
是非とも2016年は投資家一年生の年になる方が増えればと思います。
まずはセゾン投信やレオスのひふみ投信などの有名な低コスト投信やSBI証券、楽天証券などのネット証券の口座を作り実際の資産運用を体験してみてはいかがでしょうか?