日本でもマイナス金利は話題になっていますが、マイナス金利の話題は世界中に拡大しています。
マイナス金利の走りのECBが本日の会合でマイナス金利の拡大を決定しました。
なんとマイナス金利を0.3%から0.4%へ拡大となりました。
ユーロ圏はマイナス金利を拡大
欧州中央銀行(ECB)は10日の金融政策の理事会で追加の金融パッケージを決定しました。
内容はなんと。民間銀行がECBに資金を預けるときに適用される金利を、現在のマイナス0.3%からマイナス0.4%に拡大するというもの。
そして、政策金利を0.05%から0%へと引き下げました。
日本でもマイナス金利が話題になっていますが、欧州はさらに拡大をしています。
量的緩和も拡大!
国債などを買い取る量的緩和については月600億ユーロ(約7兆5千億円)の購入規模を、4月から月800億ユーロ(約10兆円)に拡大する追加的な金融緩和を決めました。
日本でも量的緩和が進んでおり、世界経済は量的緩和を拡大する流れが加速しています。
世界経済への不安が高まっていると言えるでしょう。
世界経済はどうなるのか?
世界経済はリーマンショックから回復をしていましたが、今年に入り様子が変わっています。
中国経済の減速や、原油安により世界経済は徐々に不安な状況になりました。
マイナス金利や量的緩和による質と量による景気対策のテコ入れがどうなるかは世界中が注目しています。
個人的にはもちろん世界中の景気の回復を期待しています。
しかし、中々今回の流れは出口が見えず、より悪いニュースばかりが流れています。
投資家の心理も悪くなる
投資家の心理はどうでしょうか?
もちろんあまり良くはないかなぁと思います。
景気が良い状況であれば、追加で投資を行いますし、自分の投資先の利益が出ることにより、よりお金が回りやすい状況になります。
投資家の心理は非常に大切です。
このままの状況が続けば、投資をしようとする人が少なくなり、市場にまわるお金も少なくなります。
お金は経済にとって必要不可欠な血液のようなものです。
是非ともお金の好循環を生み出すような状況になってほしいですね♪
ではでは~