これから社会人になる方には是非とも覚えていてほしいです。
今時点では投資を全く知らなくても、会社に入ってからは投資する可能性があります。
何の為?
それは自分自身の退職金と年金の為に投資をする必要があります。
拡がっている確定拠出年金
今の企業年金の標準は徐々に確定拠出年金が広がっています。
それでは確定拠出年金とはなんでしょうか?
お得意のウィキペディアで見てみましょう!
2001年(平成13年)10月から「確定拠出年金法」の施行によって始められた。確定拠出年金の特徴は、年金資産を加入者が自己の責任において運用の指図を行い、その結果の損益に応じて年金額が決定されることにある。年金資産が個人別に区分され、残高の把握や転職時の資産の移行が容易に行える。事業主のメリットとしては、掛金を確定させれば、給付額は加入者の運用次第なので複雑な年金数理計算が不要となる。また掛金拠出の時点で費用計算をすれば後発債務が発生する心配もない。
つまり、単純に言えば自分自身でお金を運用し、運用した結果を将来受け取るという物です。
企業から個人へ
今までの退職金や企業年金は企業が運用をして、従業員に支給していました。
もし、運用益が想定以上であれば問題はありませんが、想定以下であればその分を企業は積立てる必要があります。
つまり、企業はその分退職給付積立金として損失を出す必要があります。
バブル以降、日本は決して景気が良くなく、想定以上の利益が出る可能性が減っており、企業としては損失の可能性が高まっています。
しかし、確定拠出年金の特徴は運用を従業員個人が行うということです。
企業としては、元金を払えばよいだけで、あとは従業員が投資信託や保険商品や預金などで運用を行います。
運用がダメであったとしてもそれは従業員個人の問題になりますので、企業としては痛みはありません。
確定拠出年金は投資である
確定拠出年金は単純に言えば、運用によるリスクとリターンを企業から個人へ移転をしたものです。
私たちは投資や資産運用を知っているかどうかに限らず、自分自身の企業年金を自分自身で運用しなければなりません。
あと10日ほどで新入社員となる皆様も、自分自身の将来受け取る年金を自分自身で運用する必要が高いです。
つまり、自分自身の将来のお金を自分で運用し、資産運用を知らないと言うことは自分の将来のお金に直接帰ってくるということ。
資産運用を知らないということは、将来の自分の資産が大きく減少する可能性があります。
是非とも、若い内からしっかりと投資の勉強をする必要がありますが、その環境が整っていないのが残念です。
しっかと勉強をして将来の自分の為にできることを考えてはいかがでしょうか?
ではでは~