さて9月が今日で終わります。
9月と言えば、企業では上半期が終わる節目の月です。
私も同様に上半期が順調に終わろうとしています。
今年の9月と言えば、相場が大きく動いた月です。
9月の1ヶ月でどれくらい相場が動いたのかを振り返ってみましょう。
ドルは9月で5円以上の円安に!
9月1日のドル相場は104円15銭程度でスタートしました。
現在のドル相場は109円60銭前後まで円安が進んでいます。
結果として2014年9月はリーマンショック前の水準まで徐々に円安水準まで回復しています。
世界経済が徐々に回復しつつある状況が原因にあります。
アメリカの景気が良くなりつつある為、アメリカが量的金融緩和を来月にも終え、
早い時期にゼロ金利政策を解除し利上げに踏み切るのではないかという観測が出ています。
ゼロ金利が終わることを予測し、円を売ってドルを買う流れが強くなりつつあります。
日経平均は700円の値上がり!
日経平均株価は9月1日には15,454円でスタートしました。
9月最終日の今日の終値は16,173円となっています。
大きな伸びはありませんでしたが、こちらもリーマンショック前の水準を戻しつつあります。
期待されているのは安倍改造内閣によるGPIFの動きです。
GPIFは120兆円もの資金で私たちの年金を運用しています。
もし、GPIFが日本の株式を購入額が増えればその分インパクトは非常に大きいです。
今後の動きはGPIFがカギ?
GPIFは日本株式だけでなく海外債券などの購入も増加をする可能性があります。
もし、海外資産を購入するとなれば円を売り、海外通貨を購入します。
そうなれば、円安圧力に加え株高がより一層進む可能性が高いです。
日本の年金改革加え、日本の経済自体に大きなインパクトを与えるGPIFの
動きには注目が必要ですね!
10月以降が今後の相場の要?
世界が一番気にしていることは、アメリカのゼロ金利政策の終わりです。
経済的に徐々に力を失っているとはいえ、世界最大の経済大国です。
10月以降に金融緩和の縮小とゼロ金利政策の終焉が段々と見えてくるとの予測が強いです。
下半期がリーマンショック以降最も重要な時期と言っても過言ではありませんね。
ではでは~