ETFでは世界的に有名なiシェアーズシリーズ。
前々から東証にETFを上場していましたが、なんと追加の上場が発表されました。
今回上場するのはいずれも海外債券を対象とする銘柄です。
その数は何と一気に3本も!!
それでは内容を見ていきましょう♪
①iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF
まず一つ目は「iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF」です。
銘柄名:iシェアーズ 米国ハイイールド債券ETF(iBoxxドル建てLHYC)
銘柄コード:1361
対象指標:Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・キャップト指数
上場日:2014年11月19日
管理報酬:0.50%
まず気になるのが対象指標の「Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・キャップト指数」です。
東証の説明を見てみると
「Markit iBoxx 米ドル建てリキッド・ハイイールド・キャップト指数」は先進国の企業が発行した投資適格未満の米ドル建て債券を構成銘柄としており、米ドルハイイールド社債市場をバランス良く代表することを目指して設計された時価総額加重平均型の指標です。2009年6月30日を基準日とし、その日の時価総額を100として算出されています。
とのこと。
つまり、投資適格未満のハイイールド社債の指標です。
②iシェアーズ 新興国債券ETF
つぎは「iシェアーズ 新興国債券ETF」です。
銘柄名: iシェアーズ 新興国債券ETF(バークレイズLocal EM国債コア)
銘柄コード:1362
対象指標:バークレイズ新興市場自国通貨建てコア国債インデックス
上場日:2014年11月19日
管理報酬:0.50%
対象指標は「バークレイズ新興市場自国通貨建てコア国債インデックス」です。
これも東証の説明を見てみましょう♪
「バークレイズ新興市場自国通貨建てコア国債インデックス」は新興市場の国債(自国通貨建て)で構成された時価総額加重平均型の指標です。現在の指標組入れ対象国はブラジル、チリ、コロンビア、ハンガリー、インドネシア、マレーシア、メキシコ、ペルー、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、ロシア、南アフリカ、タイ及びトルコの15か国で、各国の指標に占めるウエイトは10%を上限としています。2008年7月1日を基準日とし、その日の時価総額を100として算出されています。
15か国の新興市場の国債の指標です。
話題になっている東南アジアや南米などの主要な新興国へ投資ているバランスが取れた投資対象です。
③iシェアーズ 米国債ETF
最後は「iシェアーズ 米国債ETF」です。
銘柄名:iシェアーズ 米国債ETF(バークレイズ米10年国債)
銘柄コード:1363
対象指標:バークレイズ米国国債(10年ターム)インデックス
上場日:2014年11月19日
管理報酬:0.20%
投資対象は「バークレイズ米国国債(10年ターム)インデックス」。
東証のこのETFの説明を見てみましょう!
「バークレイズ米国国債(10年ターム)インデックス」は償還残存期間7年以上10年未満の米国債(米ドル建て)で構成される時価総額加重平均型の指標です。1998年12月31日を基準日とし、その日の時価総額を100として算出しています。
償還残存期間が7~10年のアメリカ国債の指標です。
やっぱりコストの低さが際立つ!
大手の「iシェアーズシリーズ」だけあってコストの安さが際立ちます。
例えば新興国債権のインデックス投信と比べると
SMTシリーズ 0.65%
iシェアーズ 0.50%
とインデックス投信と比べてもお得感は抜群です。
もっとETFが増えてほしい♪
日本のETF市場はまだまだ発展途上です!
まだまだ投資対象は少ないと思っています。
特に債券を対象とするETFは少なく、今後のバリエーションが増えてほしいですね。
ではでは~